昔話 その5 必死の子育ての巻 | つまづいても 犬たちとのエブリデイ

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ひとりの やや元気すぎるおばちゃん訓練士の、ドタバタな日々のブログです。

アデラのお乳が飲ませられない・・哺乳瓶で1頭ずつ飲ませるんだ・・・・ガーン 2時間おきに飲ませるのだが、11頭に飲ませてオシッコとウンチをさせて 体をきれいに拭いてあげると・・・ゲッ、もう 2時間たとうとしてるじゃん!?

当時、その訓練所には女性の見習いが5人と男性の見習いが4人ほどいて、男性陣は訓練所に寝泊りしていたが、女性陣は近くの寮から通っていた。しかし、私は子犬たちの世話があるので寮に帰っている時間は無いので産室の横の玄関で仮眠を取る・・・という生活を3週間ほどした。自分はわからなかったが その頃、時々 夢遊病の人みたいにフラフラと歩いていたらしい。所長の娘さんが 夜中にスリッパでテーブルを拭く私を見た と言っていた。離乳が始まり、少しづつ私も楽になっていった。仔犬達の目が開き 人間を意識するようになるとイレブンが ワラワラと私の後を付いて回る。これは もしやすり込み!?・・私が動く・イレブン続くしっぽフリフリ私が走る・イレブンこけるしっぽフリフリうぅぅぅぅーかわいぃぃぃドキドキもう すっかり母さんの気分である得意げラブラブ寝不足なんてなんのその、仔犬たちの可愛らしさに 苦労などすっ飛んでしまった。そして、親離れの時を迎え 仔犬たちはそれぞれ新しい飼い主さんの所へ巣立って行った。ふぅ ほっとした・・けど 淋しい汗そんな私を見ていてくれた所長が ご褒美をくれた。仔犬のうちの1頭を 私の担当犬にしてくれた。ウッツという名の男の子だった。ウッツ ウッツ ウッツラブラブ

可愛くて 可愛くてしかたがなかった。呼ぶとニコニコ顔でシッポをぶんぶん振って走って来る姿が、たまらなく好きだった。


わんわん今日のわんこわんわん

久々の雨降り。涼しいので犬たちもすごしやすそうだ。シェルティのチビッコたちも ご飯をモリモリ食べてスクスク育っている。チビ達の様子を見ようとすると、母犬のエマが しゃしゃり出てくる。エマ自身が まだ お子ちゃまなのにお母さんになっちゃったからしかたないね。エマも可愛いよヒマワリ