もし、あなたが車なら? | 加納亜季の毎日を笑顔にするコーチング Smiling Face

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30,000人の女性を支えてきた加納亜季が綴る心を元気にさせてくれるコツ

東京の桜は満開になり、街には新入生や新社会人が溢れていますね。
みんな希望に溢れて輝いて、
見ているこちらまで元気が貰えるようです。

さて、この時期は何かと「自己紹介」をすることが多いもの。
新社会人でなくとも、異動・転勤などで機会があるかもしれません。

自己紹介で心がけたいのは、「笑顔」と「声」。
「笑顔」の効果は言うまでもありません。
人は誰しも、暗かったり、無表情な人よりも、笑顔の人に心を開きます。
また、「声」は信頼感を感じさせるのに重要です。
甲高いキンキンした声、早口で聞き取りにくい声の人よりも、
低く、ゆったりとした声の人のほうが「信頼できそう」という印象を与えるのは、
数々の調査で明らかになっています。
ぜひ、試してみてくださいね?

さて、今週の一言は「もし、あなたが車なら?」です。

今週も、「本当の自分」を見つめる心理テストの続きです。

『今のあなたが、車だとします。
その状態(中古車か新車か?汚れているか、ピカピカか?など……)を、
教えてください。

また、車の大きさはどれくらいですか?
今、その車はどこにいますか?
そして、これからどうしますか?』

(心理テストの解説)
車は、あなたの日常の状況を象徴しています。

ある30代の女性は、こう答えました。
「山の中でもグイグイ登っていく、馬力のある四駆です」
「でも今は、川の中にはまっていて、まったく動けません」

解説を聞いた彼女は、ちょうど苦しい時期にいるようですけど、
馬力が十分なら大丈夫。必ず今の状態から脱出して
元気に動き回れるようになると思います、と答えていました。

ある40代の男性は、こう答えました。
「繰り返しチェックしているので、メンテナンスは十分なんですけど……」
「車庫の中にいて、もう何年もシャッターを空けていないんです」
私が「なるほど……それで、どうしますか?」と尋ねると、
「まずシャッターを開けてみます。そしてエンジンをかけてみます」と前向きな答え。
「本気を出せば、長いドライブにも耐えられると思います」と、
このテストをしたことで、晴れ晴れとした表情になりました。

またある30代の女性の答えです。
「ジャガーのような外車で、安定感のある大きな車。
流線型のフォルム、そしてちょっとセクシーなボディ。
ハンドルは重いんですが、障害物も対向車もない広大な道を、
ゆったり優雅に、気持ちのいいスピードで、思い切り自由に走っています」
とても格好よくて、ゆとりのある走り。理想的な毎日を送っていそうですね。

他にも、
「小回りの利く1人乗りの小さな車です」
「古い車ですが、手入れをしているのでピカピカです」
「ブルドーザーで山をガンガン削っています」
など、出てくる車のイメージは人によって本当にさまざま。

思ってもみなかった答えが出てきて、
自分でびっくりする人も少なくありません。
このテストをやることで、
自分の今の状態を見直すことができたり、
自分の状態を変えるきっかけになったりもします。

4月という新しい始まりの季節、ぜひ落ち着ける時間をとって、
自分自身を見つめてあげてくださいね。