目の前にあるのはどんな山? | 加納亜季の毎日を笑顔にするコーチング Smiling Face

加納亜季の毎日を笑顔にするコーチング Smiling Face

30,000人の女性を支えてきた加納亜季が綴る心を元気にさせてくれるコツ

寒かった冬もようやく終わり、すっかり春めいてきましたね。
都内では、あちこちで桜が咲き始めています。
今日、お花見を企画されていた方も多いので?
あいにくの雨にがっかりされている方もいるのでは・・・.

明日から4月。
新しい環境になじめるか
不安になる方も多いようです。
特に会社などでは人事異動の季節ですから、
いろいろ考え込んでしまう人もいるかもしれません。

でも頭の中でどんどん膨らむ悪い予想は、「現実」ではありません。
苦手な人には、自分から挨拶してみる、
休みの日には、自分の好きなことをして気分転換する。
この春の暖かさを味方につけて、
ほんの少し、いつもとは違う行動をしてみてくださいね?
きっと新しい未来が開けてくると思います。

さて、今週の一言は「目の前にあるのはどんな山?」です。

先週に引き続き、
今日の質問も本当の自分に気づくための、いいきっかけになると思います。
気楽に試してみてください。

「今、あなたの目の前に山があります。
それはどんな山か、イメージしてください。
(高い、低い、険しい、など)

その山に、登ろうとします。
どんな格好、装備ですか?

ひとりで昇りますか?
それとも誰かと一緒に登りますか?

頂上までの道のりはどんな具合ですか?
頂上はどんな状態ですか?
そこから何が見えますか?
頂上でひとこと言うとしたら?」

********************************************************************************

この「山」は、あなたの夢を表しています。
夢の大きさ、難しさ、取り組む姿勢、
その夢に対して自分が今、どのようなスタンスをとっているかなどが浮き彫りになります。

山の大きさは夢の大きさです。
頂上に至る道のりの険しさは、
夢の実現が難しそうだと感じていることの表れです。
装備が重ければ重いほど、夢の実現に対して慎重に取り組む姿勢がうかがえます。

私がかつてこのテストを試してみたときの答えは、こうでした。
「富士山よりも高い山で、頂上ははるか雲の上。
そこにエレベーターを自分でつけて、一気に登る。
上から下を見下ろして、登りたい人がいたら一度ふもとまで下って、
エレベーターに乗せてあげて、また一緒に登ってくる」

私はいつも早く結論を出そうとする性格。
だから早く夢を手に入れたいと急いでいたのが、エレベーターという答えになったのでしょう。
そして1人ではなく、大勢の人と一緒に幸せになりたい、
そのお手伝いをしてあげたいというのは、
まさに今の私の心境そのままです。

ちなみに、私と一緒に仕事をしている男性スタッフは、
「阿蘇山の草千里を、普段着で、スキップしながら、
『ディズニーのイッツ・ア・スモールワールド』を歌いつつ、ひとりで登る。
まわりには綺麗な花がたくさん咲いている」
というイメージでした。

聞いているだけで楽しそうですね。
平和主義者で自分の身の丈の現実を確実に一歩一歩歩いているのを見ると、
確かに彼の生き方はそういう生き方です。本当にピッタリです。

さあ、今度はあなたの番です。
あなたの心の中の夢の姿を、見つめてあげてくださいね?