12月に入り、今年も残りひと月足らずとなりました。
年内に終わらせなければならない仕事に追われ、
毎日、帰宅は夜遅く……そんな日々に、
ストレスが溜まっている方も多いかもしれませんね。
そんなときは、思い切りゴージャスなバスタイムを
楽しんでみてはどうでしょう。
寒さで冷えた身体を湯船でゆったりとほぐし、
お気に入りのバスアロマの香りをたっぷりと吸い込めば、
ささくれた心もジンワリと安らぎますよ。
その夜は熟睡できること、間違いなし!
さて、今週の一言は「『ピタッと感』で生きてみよう」です。
みなさんは、何かをしたとき、
「ものすごくピタっとはまる感じを受けたとき」と、
「何か違う……という違和感を覚えたとき」と、
その両方を体験したことがあると思います。
「何だかわからないけれど、うまくいきそう!」
「相手はいいことを言っているのに、ちっとも響いてこない……」
そんな感覚です。
理由や理屈ではなく、瞬間的に本当の自分がパッと察知する、
この「ピタッと感」を信じることは、とても大切だと私は考えています。
私達が得ている情報の多くは、直接、無意識に届いています。
ですから「ピタッと感」は、無意識が膨大なデータに基づいて、
瞬時に見つけてきた判断だと言えます。
言わば、何層もの思い込みのパイの皮の中にいる、
「本当の自分」の判断なのです。
この感覚に乗って毎日を送っていると、
「本当の自分」で物事に対応できますから、とてもラクです。
あれこれ考えて、悪い方に転がっていく心配もありません。
でも、残念ながらこの「ピタッと感」は、
いつも出てくるというわけではありません。
私達はあまりにもいろいろな情報に囲まれているので、脳は考えてばかり。
「ピタッと感」が働かなくなっているのです。
その兆候は、音・匂い・感触といった、五感の感覚が鈍くなってくること。
逆にこの五感を磨くことで、「ピタッと感」を取り戻すことができますよ。
実際、以前の私はこんな風に考えていました。
「大人なんだから、イヤだと思っても頑張らなくちゃ」
「第一印象で人を判断しちゃいけない」
「先入観なしで相手を見よう」
そして、そうやって進めたことは、
どういうわけだかうまくいかないのが常でした。
今の私は、楽しめるかどうかが「ピタッと感」の基準です。
「歯を食いしばって頑張る」とか、
「苦しいけどもう少し」なんていうのは苦手。
「今日、楽しかった?」「うん、楽しかった!」
と言えれば、その日はとてもいい感じで過ごした一日です。
そんな「ピタッと感」で生きていると、
余計なエネルギーを使わないので消耗せず、
いつも元気な状態でいられます。
「ピタッと感=直感」は、信じて正解。
ぜひ皆さんも自分の「ピタッと感」を信頼し、
感じてみてくださいね。