
年末の慌ただしい時期だからこそ、
食べ物には気をつけたいものです。
忙しいからといって、
コンビニのお弁当やインスタント食品に
頼ってしまっていませんか?
それでは風邪を引きやすく、心も身体も冷えてしまいますよ?
白菜、大根、ごぼう、シュンギクといった冬の野菜は今が旬ですから、
茹でるだけでおいしく食べられ、栄養もたっぷりです。
ぜひ、心も身体もホッと暖まる「食事」を意識してみてくださいね。

さて、今週の一言は「小さな塊に分けてみよう」です。
人は自分の考えを、「大きな塊」でしゃべる傾向があります。
たとえば「私は<幸せ>になりたいです」という人に、
「では、具体的に何をしたいの?」と聞いても、
何も応えられないことが多いのです。
<幸せ>という、抽象的で大きな塊の<イメージ>はあるけれど、
「何があったら幸せなのか?」
「それを手に入れるためにはどうしたらいいのか?」
そういったことを考えていないというわけです。
これでは、いつまでたっても願いが実現するはずがありません。
自分にとっての「幸せ」とは何か。
「成功」とは、具体的にどんなことをしている自分なのか。
それを自分に問いかけて、
具体的な「小さな塊」にしていく必要があるのです。
あなたが「お金持ちになりたい」と思ったとしたならば、
「じゃあ、お金はどのくらいあったらいいの?」
「どんな方法で、いつからお金を貯めていくの?」と、
具体的にしていくことで、その願いに手が届きやすくなります。
将来のことばかりではありません。
「この前行ったパーティは、何もかも最悪だった!」という人に、
そのときの何がイヤだったのかを尋ねてみます。
すると、結局は「あの人のしゃべった言葉のトーンがイヤだった」
程度だったりします。
実は料理もおいしかったし、いろんな人と面白い話ができたから、
楽しいことはたくさんあった。
でも、「大きな塊」で考えてしまっていたために、
たったひとつのイヤな印象がパーティそのものの印象を、
「最悪」にしてしまっていたのです。
怒られるときもそうです。
「あの人が、いきなりヒドイことを言ってきた」と憤慨している人に、
よくよくその状況を尋ねてみると、
問題は「あの言い方がイヤだった」というだけで、
言われたことはもっともだと納得していたりするのです。
けれども、「大きな塊」で考えるから、
「ヒドイことをいわれた」になってしまい、
事実が歪曲されて伝わってしまいます。
自分を振り返ってみて、
「大きな塊でものを考えているぞ」と思ったら、
小さな塊に分けていき、
大切なことを見失わないようにしてくださいね。
