この日は「働く人に感謝する日」……と言う風に思われていますが、
もともとは、皇室や神社で今年のお米の収穫を神様に感謝する
「新嘗祭(にいなめさい)」が行われる祝日でした。
「お米」は農家の方たちが「八十八」の苦労をして、
ようやく収穫できるもの。
そのことに思いをはせ、感謝しながら味わうと、
心にも身体にも、いっそう栄養が行き渡るかもしれませんね?
さて、今週の一言は「本当のあなたはどんな人?」です。
周囲ともっといいコミュニケーションをとるには
どうしたらいいんだろう……
という悩みを抱えている方は多くいらっしゃいます。
そういうとき、意識は外にばかり向かいがち。
でもコミュニケーションの基本は、自分の中にあります。
人とよいコミュニケーションをとろうと思ったら、
まず、「自分自身とコミュニケーションをとること」から始めるべきなのです。
けれど、ほとんどの人は、
「本当のあなたはどんな人ですか」
と聞かれたら、言葉に詰まってしまいます。
自分のことなんて、あらためて考えるまでもない。
そう思い込んでいて、
「本当の自分」についてしっかり見つめていないのです。
「本当の自分」って、どんな状態だかわかりますか?
わからなくなっている人が、多いのではないでしょうか。
「本当の自分」というのは、柔らかくてプリプリしています。
「生まれたての時のような自分」なのです。
無限の能力があって、何にでも挑戦できるだけの活気がある。
誰だって、
そんな生まれたてのような素晴らしい「本当の自分」を持っているのです。
それなのに、周囲と合わせなくちゃいけなかったり、
この人の言っていることが正しいのかもしれないと
ガマンしたりするうちに、
だんだん大事なことが「聞こえない」「感じない」となってしまうのです。
まるでパイの皮のずーっと下に隠れているようですが、
私達の中には、本当は他人とは絶対に違う、
とても素晴らしい部分を持っている自分がいて、
他人と比べる必要などないのです。
けれど、「こうしなくては」という思い込みに動かされて、
それが自分の性格だと思い込んでいる方は、大勢います。
仕事上演じている役割を、
自分の本当の姿だと思い込んでしまう人もいます。
一般的にはまだまだ、
人に合わせて真面目に生きることがいいという価値観がある反面、
個人の時代、成果主義だと言われて、みんな混乱しています。
人と違うことをするのは良くないことだと言われてきたのに、
いきなり正反対のことを言われるのですから。
だから「自分を知る方法なんて教わってこなかった」
「いったいどうすればいいの」という人が増えているのです。
だから私は、みなさんに「本当の自分に出会う方法」をお教えしています。
私とお話しした方はみなさん、
本当の自分に出会っていらっしゃいます。
そうして本当の自分を取り戻した人は、
子供のように瑞々しくなります。
内側から変わってくるので、表情も明るくなります。
本当の自分を生きている人がもっと増え、ニコニコしていれば、
きっと世の中みんなが幸せになるはずですね。