私のお守り | 乳がん患者の日常・・・割と淡々

乳がん患者の日常・・・割と淡々

乳がんと告知されました。
日々を綴っていきます。

結局一号はインフルエンザB型でした。
発熱時からインフルの香り(どんなや?!)がぷんぷんしてたので、早い段階から隔離してたのが効を奏したのか、一号だけの感染でおさまりそうです。
そんなこんなで、FEC開始前に遊んでおこう、という目論見が完全に外れています。
まあ、そんなものかと。

FECからドセへのノンストップ8クールを控え、マラソン大会を控えた学生のようなイヤイヤ病が出てきてしまった私。
まあ、イヤイヤ言ってみるだけで、心はすでに決まってるし、ただ駄々をこねて甘えてるだけです。
ごろごろしながら、旦那を見て、「やっぱ抗がん剤はやめますって言おうかなぁ~」とか言ってみる。
腋下リンパ郭清については私の意思を尊重してくれた夫だけど、化学治療についての私のそんなセリフには絶対に頷かない。
夫は数年前に恩人とも呼べる人をがんで亡くしてる。
その方は乳がんではなく別の部位のがんだから私も詳しくはわからないけれど、抗がん剤をしなかったらしく、もしも抗がん剤をしていたら・・・というのがいつも夫の頭の中にあるらしい。
それに、腋下リンパに転移があったのに郭清をしてなく、加えてリンパ管浸潤があった私にとって、化学治療は外せない治療。
「化学治療は受けてほしい。長生きしてほしい」
これを言わせたいがための駄々っ子状態。
だけど、敵もさるもの。2度くらいは言ってくれたけど、それ以降は言わなくなりました。
駄々っ子作戦、バレバレ。
でも、いいや。この言葉があるから頑張れる。
この言葉が、私のお守り。