こちらのブログは、占星術初心者の方や興味があるという方が主に読んでくださっているようです。
ありがとうございます!
なので今回は、アスペクトの基本みたいなのを改めて書いてみます。
アスペクトって、いろんなところで「行動や反応のパターン」って表現されてるのをよく見ます。
でも私は、あんまりそれには同意できなくて。
私自身は、ひと言で無理やり表現するなら、「人生の傾向」っていうのがいちばんしっくりくるしわかりやすいかなって思ってます!
アスペクトって、理論的には天体同士の角度のことを言っています。
それぞれの天体が他の天体から何らかの影響を受け、人生で何がどんなふうに現わそうかを教えてくれています。
読み方をひと言で強引に言うと、公転周期(=太陽の周りを一周する期間)の早い天体に、公転周期の遅い天体の意味を加えてみる!って感じです。
そして、
- イージー(60°・120°)ならそこにサポート関係がある
- ハード(90°・180°)なら横やりやプレッシャーが入る
- 0°ならそれぞれが混ざり合う
と押さえておけばOKかと思います!
今回は太陽を取り上げてみますが、太陽=人生そのものや人生観、あるいは公(表)での顔や人生の目的です。
なので、太陽に他の天体とのアスペクトがあるとしたら、それはまさにその人の人生の傾向がどんな感じかを教えてくれています。
それでは、レッツらゴー!
太陽×月
月は、素や無意識を意味しています。
なので、太陽-月のアスペクトは、公の顔と素の顔、あるいは意識と無意識がどんな関係性になっているかを表しています。
イージーならバランスが取れているし、ハードなら矛盾や葛藤がある感じ、0°なら表裏なし自分の中でも矛盾なしといったところでしょうか。
太陽×水星
水星は知性やコミュニケーションを意味しています。
なので、太陽-水星は人生観や人生の目的を言葉にして表に出せると解釈できます。
ちなみに、太陽-水星のアスペクトは0°しかありません。
太陽×金星
金星は、楽しみや愛を意味しています。
なので、太陽-金星は人生=楽しむという人生観をもっているとか、愛されキャラと読むことができます。
太陽-金星のアスペクトも0°しかありません。
太陽×火星
火星は行動力やエネルギッシュさ、攻撃性や怒りなどを意味しています。
なので、太陽-火星は、イージーなら人生の目的実現のためにスムーズに行動力を発揮できる人などと読めるし、0°なら考えるより即行動の人などと読めます。
ハードは、マイナス面が出やすいと解釈できるので、攻撃性が強いとか周囲とのトラブルが多い人生などという解釈になりますね・・・。
長くなってきましたので、木星以降のアスペクトは次回へと続きます
アスペクトは「人生の傾向」って表現がしっくりくるかと〈後編〉
《関連記事》