ショパン「英雄ポロネーズ」
ショパンの曲の中でも大好きな曲のひとつで
今、レッスン中です。
ようやくひと通り通せるようにはなったものの
技術的にはやはり難曲で、弾き辛い箇所が
あちらこちら…
ひたすら部分練習を繰り返しています💦
でも憧れ曲に着手して、練習に取り組めること
はやっぱり喜びを感じられるので…
壁も楽しみながら…!地道にやっていこうと
思います🎵
音楽的には、勇ましく華やかな楽曲。
ショパンはどんな思いでこのポロネーズを
作ったのかなと気になって、少し調べて
みました。
「ポロネーズ」は独特のリズムが特徴の
ポーランドの民族舞曲。
ショパンは7歳の時に、初めてポロネーズを
作曲してから生涯に渡って作り続けています。
生前に出版された7曲と「アンダンテスピア
ナートと華麗なる大ポロネーズ」の他にも、
作品番号のないものなどが9曲もあるのですね。
7曲と大ポロ以外、実はあまり聴いたこと
ないかも…💦
その中で、ポロネーズ op.53「英雄」は
1842年、ショパンが32才の時の作品。
「英雄ポロネーズ」というタイトルは
ショパン自身が付けたものではないそう。
弟子の誰かなのか…?不明なようです。
ショパンが実際『英雄』をイメージしたかは
わかりませんが、勇ましく、輝かしい曲想は
正にピッタリだと思いました。
この頃のショパンは、療養していた
スペインのマヨルカ島を離れ、サンドと共に
フランスの田園地方ノアンに住み始めます。
故郷のポーランドを思わせる穏やかな
土地だったようです。
体調は不安定ながらも回復した時期で、
夏はノアン、冬はパリという二重生活で、
作曲も演奏活動も充実していた時期
だったとのこと。
この頃作られた、他の作品を調べてみると…
バラード4番、スケルツォ4番、子守歌、
マズルカop.50&56、ソナタ3番、など…
確かに名作が並んでいます✨✨
一方でこの年、恩師やポーランド時代からの
親友を亡くしたりと、悲しい出来事もあったと
のこと…
辛い体験もまた曲へと想いを込めたのかな…
そんな中、祖国の為に戦い続けた兵士達への
想いを込め、ポーランドの独立を願いながら
作られたのが「英雄ポロネーズ」
と言われています。
ショパンの曲って、本当に抒情的で美しい
曲ばかりなんですけど、このポロネーズ
を聴くと、華やかさの中にもショパンの内に
秘めた想いや力強さを感じます。
ポロネーズというジャンルそのものも、
そしてこの英雄ポロネーズも、ショパンの
祖国への想いの表れなのだろうなと
思いました。
ショパンの曲に込めた想いを想像しながら…
私なりの演奏をしていきたいです
そして…英雄ポロネーズを練習し始めて、
色々な方の演奏を聴いています。
超がつく程の有名曲とあってyou tubeでも
検索するとピアニストからアマチュアさん
まで次々と出てきて、聴き比べに飽きません
最近聴いた中で特に気に入ったのが…!
角野隼斗さんの演奏✨✨
かてぃんさんの英ポロは勇ましさの中にも
エレガントさがあるなぁと感じました。
特に、序奏が終わってからの最初の主題部分
は上品な華やかさがあって、2度目以降
繰り返される、より力強くなる所との
弾き分けがいいなと思いました。
10月のショパンコンクールでも聴けるかなー?
楽しみです💕
それから、昔から大好きでもう何十回と?
繰り返し聴いている動画が…
ラファエル・ブレハッチ🎵
正当派ながら、力強さ華やかさ…
これぞ!といった英ポロ。
色々聴いてもやっぱりここに戻って来てしまう…
私にとってそんな演奏です。
それから…仲道郁代さん。
女性ながら、力強く、パリッとした演奏
がカッコいい💕
(動画お借りしました)
プロの演奏は勿論同じようには弾けない
けど、少しずつお手本にしてみたいと
思います
☔️🍉☔️🍉☔️
大雨が続いていますね…
皆様の地域は大丈夫でしょうか。
コロナに大雨…
子供達も何処にも行けないお盆休み
せめて…と家族でスシローに行きました😆
中高生の食べ盛り達、
お皿が積み上がる、積み上がるー
私は…お寿司もだけど、デザートに食べた
かき氷(期間限定!)がめちゃ美味しかった〜