※あくまでも個人の感想です(笑)。


大学入試までの国語は、ものすごくコスパに優れた科目だと自分は考えています。


現代文は「自分の感性」で解くのではなく、論理的に読んで解答に至る技術さえ身に付ければ、そんなにガチガチに「スキルを維持する努力」を続けなくても、「得点を取る能力」は維持できる科目だと自分は思っています。


現代文、古文についてはこちら





今回、国語の中で好き嫌いが分かれる「漢文」の、大変役に立つ参考書をご紹介しておこうと思います(笑)。


漢文早覚え速答法(学研)


初版1991年のロングセラー本で、今の受験生の親世代でも使った方は少なくないと思います。自分は高校生の時、英語や数理系科目はいろんな参考書を買って「試行錯誤」しましたが、漢文はこれ1冊しかやっていません。これで2次試験の国語まで対応できました。


この本は、大きい文字で書かれた200ページもない本文を理解しながら読み、定型表現や決まった読み方を暗記するだけ…しかも暗記すべき内容のリストもこの本の200ページに含まれる、という手軽さです(笑)。その内容も、


・10個の読解公式

・91個の漢字(重要表現)


だけです。

もちろん、1回読んだだけで漢文の問題が何でも解けるようになるわけではありませんが、学校のテストや模試で本書で解説されている「技法」を試しているうちに、そこまで苦労せずに身に付けることができます。(少なくとも、意識して頭を使わないと身に付かない数学よりずっと楽です(笑))


中高生が漢文の勉強をする時に、傍らに置いて使うことをオススメしておきます!