「君に送る花がない」 | ともたろすのブログ

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婚活中です。自身の備忘録として日々書いています。

かなり前の話になるが、街コンで出会った女性に私は熱を上げた。1年以上アプローチを続け、「付き合ってください」と3回告白したが、彼女は振り向いてはくれなかった。

 

 

 

 

 

 

彼氏ができた

 

 

 

 

 

 

と連絡がきた。彼女を振り向かせたのは一体どんな男なのか?(以下、彼女は上田)

 

とも:何やっている人なの?

上田:工場で砂糖を作ってる

とも:彼氏の写真ある?

とも:彼氏のどこに惹かれたの?

上田:ディズニーにすごく詳しくて。ディズニーの知識の深さに惹かれた

 

失礼ながら、職業も容姿も全然パッとしない男だと思ったし、ディズニーの知識なんかどうでもよくね?と思ってしまった。ディズニーの知識が必要なら俺だって必死に勉強したのにとも思った。

 

相手の男は優柔不断な男らしく、上田が強引に押し切る形で結婚した。一応友人という立場から祝福の言葉を送り、私は自分の心に蓋をした。

 

 

 

 

 

 

 

先日、上田から連絡がきた。離婚したとのことだった。旦那は稼ぎが悪く、経済的に苦しくなり、喧嘩が絶えなくなったと。優柔不断な性格も一緒にいてイライラしたと。久しぶりに会う上田はかつての輝きは失せ、草臥れたおばさんになっていた。

 

そんなこと最初から想像できただろうに・・そういう欠点を補って余りある魅力が・・ディズニーの知識があったんじゃないのかな?感情の赴くままでなくて、損得でモノを考えることができれば、もっと違った人生があったはずなのに。俺を選んでいればお腹をすかせることなく、ずっと笑っていられたのに。

 

 

 

 

 

 

 

バカな女

 

 

 

 

 

 

 

そして俺は、そんなバカな女に選ばれなかった、惨めな男

 

 

 

 

 

 

 

 

かつては本当に好いた人だったから、幸せになってもらいたかったな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(櫻坂46)愛李たんと付き合いたい