新年あけましておめでとうございます。
去年も当ブログを呉らに只木ありがとうございます。本年も引き続きよろしくお願い申し上げます。
さて、今年の初めに去年買ったおみくじを振り返ってみようと思う。
(1)おみくじ 吉
・病気 快方に向かう →大きな病気もしなかった
・恋愛・縁談 素直なれば良し →動きなし
・待ち人 来る →誰かな?
・訴訟 叶う →動きなし
・失物 出る 又は代物を得る →パスポートは見つからなかったので再発行
・売買 ともによし →動きなし
・建築・移転 配慮して良し →動きなし
・旅行 道中つつしめばよし →確かに慎んだので楽しかった
・金運 努力が報われる →動きなし
・受験 努力あれば通る →動きなし
(2)みおしえ
「正しきところをばうつしえぬままに、ふと目にたつ所どもを似て候こと、極めてあしく候なり」
これは、「入木抄」という書物に見える書道の心構えである。見る目がまだ二流三流の所に低迷している時には、真に優れたものよりも、二流三流のものに帰って目がうつる。殊に、ああこれはちょっといかせると思うと、すぐにそれに習ってしまう。
大事な事は、正しい基本をしっかり習得する事である。そして同時に、一流のものをできるだけたくさん実際に見ることだ。俗物や偽物を見定める目は、それによって養われる。
(3)新年に当たり
去年のメインイベントは何と言っても台湾旅行だろう。
自分の人生を語るに、日本人であるというアイデンティティは欠かせない。そしてこの国が歩んできた激動の歴史を学ぶにつれ、日本に対する誇りは持っているつもりである。
そして悪い面も知っている。それは改善できるものなのかどうかは分からないが、自分なりに歩みを進めていく事になるだろう。
そんな事を考えられる年齢になってからの旅行という事もあっただろう。視点が様々になった。そして帰国してからも台湾という「国」を学ぶにつれ、日本とは違う歩みをしてきた歴史を知ることになる。
日本という国は様々な分野でトップレベルである。そういう国のプライドから見ると、台湾という国をどこか見下していたのは事実だ。
しかし台湾での税金の安さ、そしてお寺で見かけた車いすの高齢者、福祉の在り方ともいうのか、日本では経験できないというか、もしかしたら日本よりも進んでいるのではないかと思う衝撃が沢山あった。
そう、私にとって台湾旅行は衝撃的だったのだ。
そして、その衝撃により元気をもらったとも思う。
おみくじの教えで「一流のものをたくさん見る」という事だったが、少しでも今までなかったものが見えたという点ではこのおみくじは当たっているという事だろうかとも思う。
さて、今年はどうだろうか。
どんな一年が待っているのか。