#思い出の曲おしえて ~道化師のソネット | ケアマネ時々卓球、時々その他

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仕事は介護、プライベートでは卓球を中心に、その他もろもろ思いつくままに書いてみます。テキトーな独り言です。

 

 

(1)笑ってよ 君の為に

この曲を好きになったのは私が大学の頃、つまり1990年くらいだったと思う。

この曲は1980年、故栗原徹さんをモデルにした映画「翔べ イカロス翼」の主題歌として作られた。

何となくこの局長や映画の事は知っていたが、映画を見たこともなく、私の場合は音楽から入った。

 

衝撃的だった。

 

心を揺さぶられるとはこのことかと思った。

 

(2)道化師に対する思いを

「おれがサーカスに関心を持ったのは、そこに人間の生き方の原型があると思ったからだ」と故栗原氏は日記に記しているという。大学卒業後、カメラマンを目指していた彼は中々芽が出ずにいた。そして命がけの芸で生きるサーカス団を見て、そこに雑用係として入団する。そしてそれから芸を磨き、子供たちの人気者になっていく。

道化師は日本ではは「からかい」とも呼ばれ、おどけた仕草で笑いをとるだけの存在であり、年を取って身体能力の落ちた芸人の役どころとされていた。しかし海外では”クラウン”と称される、豊かな表現力と高度な芸で観客を魅了する一流の存在である。

「サーカスの花は空中ブランコや綱渡りかもしれないが、それに巧みな狂言まわしの道化が加われば、いっそうドラマチックなショーになるはずだ。(中略)。おれがピエロをやるのだ。芸のレパートリーももっとふやして、サーカスの主役をやれる道化になりたい」とも書いており、彼はそこにすべてをかけた。

 

(3)いつか本当に笑いながら話せる日が来る

人々を笑顔にする仕事、それは道化師もそうだし、他にもいろいろある。

 

日常の中で笑顔を忘れることは無いだろうか。

何となくイライラして人に当たったりしないだろうか。

 

娯楽というのは人それぞれ好みがあるし、興味が無い人には無駄に思うかもしれない。そんな人にでも笑顔を届けられる、それが芸でもあるし、その意義は計り知れない。

 

今は辛くても、いつか笑顔で笑って話せる時が来る。

 

私の人生でこの曲に会えてよかったと思う。

 

 

 

思い出の曲おしえて

 

 

 

 

 

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