テレサ・テンという歌手を知っているだろうか。
キャンディーズやピンクレディーといったグループに後、松田聖子をはじめとするアイドルがでた1980年代、ザ・ベストテンやトップテンなどの歌番組が大流行している中で、「つぐない」で日本デビューをした。
当時はテレサ・テンの他にチョーヨンピルや桂銀淑、ジュディオングなどのアジア出身の歌手も日本の歌謡界で華やかに活躍していた。今となってはカラオケで歌う位しか聞かないが、先日、東亜紀さんが路上で「別れの予感」を歌っていて、なんかグッとくるものがあった。
テレサ・テンについては下記を参照に
1995年に亡くなったので、もう30年近くたつ。
それで「別れの予感」だが、プロアマ問わず様々な人がカバーしている。音程がずれる、声が出ていないなどはあるが、どの人も心を込めて丁寧に、そして様々な工夫を凝らして歌っている。その上で私が思う良し悪しがある。好みは人それぞれなのだろう。
おそらくそこに理屈は無い。
ただ感情的に、なんだか泣けてくるというのが大事なんだと思う。