どうにもできない事は放っておく | ケアマネ時々卓球、時々その他

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哲学というのは古代ギリシャ語で「知恵を愛する人」という事らしい。今の時代と当時は全く環境も違うが、考えることは似ていて今でも参考になる事は多い。

 

それで彼の言う放っておくべき「どうにもできない事」はどういう事だろうか。

 

ネットで調べればそのほとんどが「どうにもできない事」という記事が目立つ。具体的には数字で表せない者。例えば人の感情とか災害、外部からの制約等だろうか。

 

逆に努力でどうにかなるものと言えば数字で表せるもの。ダイエットとか営業成績とか。勿論、工夫や運も必要だが出来ない事ではない。

 

そうした時にどうするかと言えば、多くの人が語るように「放っておく」という事。あがいてもどうにもできないので放っておかざるを得ない。

 

しかし、他者から見ればその「放っておく」という行為は努力不足だったり、サボっているように見えるかもしれない。

 

それで「他人に厳しい人」というのは、おそらく目標に向かう過程で歩調を合わせない人に向ける態度なのだろうと思う。だからその行為自体は正しい。しかし厳しくされた側は「そこまでする気のない」ひとであり、先に述べたように人の感情にぶつけてもどうにもならない。

 

となれば放っておくというのが正しい対応という事なのだろうと思う。

 

人は感情によって動く生き物であるとよく言う。そうすると「やる気がある事」だったり「好奇心が駆り立てられる事」であれば力を発揮す売るだろうが、それ以外であれば我慢の場面である。

 

その「やる気になる」「好奇心を駆り立てられる」ものに出会うかは「運」次第なのかもしれない。それでもその「運」をつかむために視野を広げる必要はあると思うが。