新年あけましておめでとうございます。
昨年は私のつまらない独りごとにお付き合いいただきありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
さて2024年は介護報酬改定の年。1.59%のプラス改定となっており、期待半分、不安半分と言ったところか。
それで今後の見通しというか予想だが、介護保険開始当初からの事業所の撤退、倒産が相次ぎ、大手がシェアを伸ばしていくという構図がますます進むと思っている。
これは国の方針でもあり、大規模化によって集約できる作業は集約されるからである。
勿論、切迫する財政を支え、介護保険という制度を維持するためには事業者への支払いをどのように抑えるかは必要で、利用者の自己負担何割とか、保険料支払いを何歳からに引き下げるとかいう議論が民意を得ないならやむを得ない事だろうとも思う。
このことについては様々な議論があると思う。
大手では堅苦しくてやりたくないが、アットホームな小さいか者なら良いという人もいると思う。それに大手では面接の段階で落とされてしまうのも、小さい所では意外に頑張ってくれたりするという事もある。その意味では介護人材の機会減少というデメリットはあるが。
様々な報道で介護従事者の賃上げ云々は言われているが、そこばかりフォーカスしている限りは根本問題は解決しない。
やはり様々なことに委縮することなく、のびのびと仕事ができる環境整備こそが、介護業界の発展につながると思うが如何に?