そういう症候群があるという事は最近知ったが、以前から進学や就職で人間関係がリセットされるという事はあったと思う。
学生の時にあんなに仲が良く、一生の友達と思っていても日々に忙殺されてついつい疎遠になってしまう。逆にそんなに仲良くないのであれば、それを機会に縁を切ってしまおうという事も出来る。
それはSNSが発達した現在でも同じで、最初の頃は面白がって投稿したり、いいねを押したりしていたが、だんだん飽きてきてこれも疎遠になってしまう。
面倒なのは嫌々続けていたが、抜けられずにいるような環境。何かのグループに所属していると、英やって辞めちゃえばいいのだろうけど、他のグループにはいると引き抜かれたとか面倒なことを言われそうで厄介。
私もそんな風に考えることがあったが、ある人に「自分の人生なんだから」と言われたことがあった。そして今までは言っていたグループを抜け、メンバーには不義理な事もあったが今は何ともない。
今振り返れば何となくの後ろめたさを感じないでもないが、おそらくそこのメンバーはそれほど自分がいなくなった事を考えていない。
自分が思っているほど、自分の評価は高くないのだ。
人間二人以上いれば上下関係は出来る。
上だろうが下だろうが居心地の良い環境というのが大事で、居心地の悪い環境であれば一刻も早く抜けたいと思うもの。
勿論、社会的耐久というか、修行というか、自分を鍛えるという事もあろう。でもそういう環境はいつかは卒業するものかもしれない。
人間関係をリセットするという事は、その環境から卒業するという事。
