仕事のきっかけ、介護職 | ケアマネ時々卓球、時々その他

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仕事は介護、プライベートでは卓球を中心に、その他もろもろ思いつくままに書いてみます。テキトーな独り言です。

 

 

仕事に就く際の動機って何だろうと思う。

 

私の場合、子供の頃に楽しい記憶が全くなかった。毒親が教育熱心のあまり、塾通い。勉強も好きではなく、姉がいわゆる御三家と言われた中学に入ったのと対照的に中学受験に失敗し公立へ。そこも面白くもなく自殺さえ考えたころ、たまたま言った児童館で暖かい職員に触れ、生きる望みを回復し、福祉の道に入ったという経緯がある。

 

運が良いのか悪いのか児童館の職員にはなれなかったが、高齢者福祉の道に進み、介護保険と共に今に至るという経緯である。

 

なので私の場合は自分を苦しめた人に対するアンチとして福祉の道に入ったようなものであるが、そもそもどの職業に就くのかと言ったら、その選択肢は狭かったように思う。

 

確か、大学でも業界の研修みたいな講習みたいのがあったような気もするが、全く興味もなく。

 

でも今思えば、その時も含めて世の中の事様々なものに興味を持て、広い選択肢がある人生をうらやむ気がしないでもない。

 

周りから見れば介護の仕事というのも平成12年からの事であるから、先見の明があったと言われることもあるが、現在の状況は必ずしも羨ましがられる存在とは程遠い。

 

とはいえ介護の仕事というのはその意義だったりやりがいだったりというものが明確であれば、そこそこ面白いものでもある。

 

もしかしたら未来は明るいものになるかもしれないが、それは今現役で働いている我々の双肩にかかっていると言っても過言ではない。

 

おそらくどの業界でも入るきっかけはどうであれ、入ってからの方が長いし、勉強することも多い。興味のあるなしに関わらず必要に迫られるから、やらざるを得ない。

 

やりたい仕事、やりたかった仕事、成功したとかしないとかは儲かるとか儲からないとかもあるから一概に評価できるものでもないが、せめて死ぬときに「まあまあ頑張った」と言えるような仕事をしたいと思う。