出来ないと分かっているのでは? | ケアマネ時々卓球、時々その他

ケアマネ時々卓球、時々その他

仕事は介護、プライベートでは卓球を中心に、その他もろもろ思いつくままに書いてみます。テキトーな独り言です。

 

 

そもそもテレビ電話を使っている高齢者ってどのくらいいるのだろうか?

 

若い人なら会社で使ったり、コロナ禍ではZOOM飲み会とかあったから使いこなせるだろうが、高齢者はどれだけテレビ電話に接する機会があるかという事。

 

機会があったとしても捜査は他の人が行って、自分は見て話すだけという人も多いだろうから、モニタリングでケアマネから入電があったとしても操作できるかは余程難しい。

 

ましてや要介護度が上がれば尚の事。

そうするとこれが出来るのは同居家族がいるという事が必要になってくる。

 

ではなぜ行うのか。

文中にもあるとおり、業務負担の軽減だそうだ。

 

コロナ禍では電話によるモニタリングが許可されてきた。状況だけにやむを得ない措置なのだろうが、特に問題もなかったように思う。何かあればサービス事業所から報告が上がってきたし、対応しなければならない人は訪問して対応してきた。

 

つまり映像を使おうが使わまいが、モニタリングというのはその程度のものだという事を露呈した形になった。

 

それで今回の措置だが、文中にある通り利用者からもウケは悪い。訪問に時間がかかるとはいえ、それが仕事で必要であるならば負担ではない。つまり必要な仕事は行うが、必要ではないことまで決められているので訳が分からなくなるのだと思う。

 

やはり自分たちのルールは自分たちで決めたいもの。

ケアマネの人不足と言われているが、おそらくくだらなくてやってられないと思う人が多いのもその理由だろうと私は思う。