ケアプランを作るうえでよく言われるのが「右側から書くな」という事。つまりはサービス事業所やサービス種別から書いて、長短期目標やニーズはあとで書くというもの。
ニーズがあって、長短期目標があって、それを達成するためにどのようなサービスを使って、何処の事業所を使てと言うのが本来のセオリー。でも実際にはサービス事業所ありきで、その他の文言は後付けにされることも多いと言われる。
それで、実際にはサービス事業所があって頻度が決まればそのプランは動く。おそらく利用者にしてみればそれで十分、という事にもなろうと思う。
それで実際にAIの出番だが、おそらくアセスメント情報やらを活用できれば、ニーズなどの文言は一気に成り立つ。その上でサービス事業所をケアマネが調整するという形になるのだろうと思う。
それで良くないか?
おそらくここで言いたいのは、利用者の自立支援という目的があった場合、その利用者が何をもって自立とするのか、などの心の部分はAIで読み切れないだろうという事だと思う。それはその通り。でもその読み切れない部分をどう処理するかの問題であって、AIの活用はあって良い。
まあ、AIの活用は認めつつ、ケアマネの仕事をAIに奪われることは無いとか言いたいんだろうけどね。
ケアマネの仕事をしていてつくづく思うのは、本当に利用者の介護全般を見るという事だと思う。これは訪問介護をしていた時とは違う。
だからどんなに技術が進歩していても、こういうサービスを調整する役割は必要なんだと思う。
後はそれをだれが認めてくれるかという問題。