作家の百田尚樹氏とジャーナリストの有本香女史が「日本保守党」を立ち上げる。
2009年の民主党政権が3年半で終わり、それからは自民党一強政治が続く。
故安倍信三元総理の「日本を取り戻す」「戦後レジュームからの脱却」というスローガンは、戦後70年以上たってもまだ立ち直れない日本へのカンフル剤になった。
しかし安倍総理でも財務省はコントロールできず、せっかくのアベノミクスも消費増税で道半ば。そして去年、凶弾に倒れる。
そして菅総理、岸田総理と受け継がれたが、岸田総理になる前から保守論客の間では岸田ではダメだという声が多かった。
果たしてバイデン大統領に首根っこをつかまれたようにバカにされ、LGBT理解増進法なる法律も可決されてしまった。
自民党の支持率低下はマイナンバーカードが云々言っていたが、このLGBT理解増進法の制定こそが自民党の岩盤保守層の怒りを買い、支持率低下につながった。
そして自民党でも保守と言われた議員でも、処分を恐れて賛成に回り、忸怩たる思いをしたのか本性を現したのか。
もともと自民党支持者も積極的支持者よりも、他に入れるところがないという消極的支持者が多いわけで、それが保守層となると、いい加減にしろと怒りを買うのは当然の事であった。
保守論客の中には「日本はもう終わった」という人も少なからずいる。
先日のアベプラで百田氏、有本女史が出演され、新党のお話をされた。これは是非見ていただきたい。
保守とは何か、リベラルの意見をどのように切り返すか、明快に話されている。
日本を取り戻す。この言葉が心に響く。

