「総務省が先月に公表した2022年の「就業構造基本調査」の結果 − 。昨年10月時点で親などの介護をしている人は629万人おり、そのうち仕事をしている人は365万人だと報告されている。」(文中より)
親の介護が現実味を帯びる世代というと、早ければ40代から、現実的には50代後半から60代といった所か。
「また、直近1年間で介護・看護のために離職した人は10万6000人。2017年調査から7000人増えており、「介護離職」の問題が改善に向かっていない現状が改めて浮き彫りになっている。」(文中より)
介護離職をしなくてはならない理由として、
・同居の親が目を離せない
・田舎で世話をする人がいない等が挙げられるだろうが、介護サービスを利用するしないにかかわらず、子供として安心できるのは面倒をみてくれる人がいるという事。理想は24時間365日。
そうするとやはり在宅生活というものには限界がある。
その結果、同居するか施設に入ってもらうかになってしまう。
それでも人間には何が起こるか分からない。
施設とすれば些細なトラブルや事故も見逃さない、未然に防ぐという努力をするのは当然としながらも、予想外のトラブルは後を絶たない。
それを年だからしょうがないとするか、いやいやちゃんとできたでしょとなるか。
つまり、介護というものに完璧を求めるかという事。
最近では介護施設に対する訴訟も増えてきた。
だからと言って、完璧を求めるなら施設はあてにするな、という事ではない。
24時間面倒を誰かに見てもらいたいか VS 頑張って自立してもらい、必要な所だけ手伝ってもらうか
のバランスの問題である。
介護離職は知り合いでそういう人がほとんどおらず、いても関わっていないから分からないが、出来ることと出来ない事があるという事。
