まず離職率が他の業界と変わりなくなってきたというが、介護業界は正社員だけでなく、パート職員も多い。ヘルパーなんか登録もいる。そうした人もカウントして、他の業界と変わりないというならそれでいいのだが。
それで、当たり前の話からすると、「就職しよう!」と思ったらまず条件の良い所から探す。出来るだけ高い給料で、それと出来るだけ楽な仕事を。
そういう所は応募も多い。それで徐々に条件の悪い所になる。
つまり、良い条件を出せるところは最初からある程度の経営基盤がある会社である。
逆に言えば悪い条件の所は基盤が弱いし、そこに来る人も他でいらないと言われてくるような人でもある。勿論、全部ではないけれど。
我が社もヘルパー事業を行っていた時に、雨が降るとなんだかんだ理由をつけて必ず休むヘルパーがいた。これは極端な例かもしれないが、基盤の弱い会社はこうした人も使いこなさなければならない。
そんな人を1on1ミーティングでどうにかなるのだろうか?と思うのだ。
申し訳ないが、ダメな奴はダメなのだ。
それは社会人として、人としてダメな奴という意味で、話しても分からない奴だ。
そういうやつは、会社の士気を落とすだけなので早くやめてもらいたい。しかし、辞められると仕事に穴が開く。
そうした事からぐっとこらえ、辞めさせられない会社は多いのではないかと思う。
介護業界とはそんなもんだ。