高齢者施策VS少子化対策は誤りか? | ケアマネ時々卓球、時々その他

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私が大学の時に初めて「DINKS」という言葉を聞いた。

ダブルインカムノーキッズという事で、共稼ぎをしながら子供は作らない、という家庭が増えているという事だ。

私の家は父親が働き、母親は専業主婦で姉と4人家族であり、まわりにもきょうだいが何人いるとかいう家庭は珍しくなかった。勿論、一人っ子という所もあったが、個人的には何とも思わなかった記憶がある。

そこで大学の時にDINKSという概念を聞いても、あまり将来の事などイメージできなかったが、岸田内閣で「異次元の少子化対策」なんて言葉が出てくると今更ながら大変だなと思う。

 

今は一人一人が独立した存在で、夫婦・家族と言った社会的集団の形成で世の中を渡っていくという考え方とは違うのかもしれない。

 

先日国会で「LGBT理解増進法」が可決された。

これも個人の生き方に理解を示した上でのことだと思う。

 

では、これからの日本を担いうのはだれか?

間違いなく次世代を担う子供たちである。

 

しかし生き方として子供を作らない生き方も理解が進んでいる。それはそれで良い。

 

それで記事の内容。介護保険自己負担2割の話が進んでいるという。確かに高齢者にとっては面白くないだろう。高齢者にできるだけ負担をかけるな、というのも権利の一つである。

 

ここまで書いていて思うが、一人一人の権利の尊重VSこれからの国を担う人への支援という構図なのかな。これを同列に並べるのに違和感を感じている。

 

子どもを持たない生き方に対する理解法案と少子化対策の法案が同時に掲げることを矛盾と思うのはダメだろうか?