全日本四天王と言われた川田利明氏。
「デンジャラスK」と言われ、一時代を築いた名レスラー。
ジャイアント馬場が亡くなってから全日本プロレスが迷走を重ね、たまにテレビで見ると現役の頃からものすごく痩せて、引退宣言はしていないものの、もうリングに上がることは無いと思われる。
そんな彼は今、飲食店を経営している。
そこでの記事。
飲食店の経営は素人が思っている以上に本当に大変である。
そして、彼の考えは会社組織ではなく個人経営であることが前提として話をすることとする。
この記事で共感できたこと。
「アルバイトは「1時間いくら」で働いている。極端な話、外に行列ができて、めちゃくちゃ忙しい1時間よりも、台風が近づいてきて、誰もやってこない1時間のほうが、彼らにとっては楽に稼げることになってしまう。」(文中より)
私の会社でもそんな奴がいた。
「現場はお客さんがいないほうが楽。現場なら当たり前だ」と言うやつがいたので、「なら給料が上がらなくてもいいんだな」と返すと黙ってしまうような奴だった。
ようは、アルバイトでも社員でも、仕事に対する意識というものの高さの問題だと思う。
思い入れ、と言っても良い。
意識の低いアルバイトや社員にとって、経営者の思い入れなどどうでもよい。
極端な話、バイトテロで店を潰しても良い。
本当にひどい話だが、これの所も私の会社も、小規模で行うなら何とかなる。
これ以上に組織を大きくしたいと思うのであれば、こうしたこともおりこみ済みで対策を考えなくてはならない。
でも、この考え、すごく共感できる。
自分の大切なものだからこそ、バカな奴に汚されたくない。
思えば、川田利明というレスラーは、そんな不器用でかつまっすぐなレスラーだった。
昔見ていたプロレスが懐かしいな。