私が小中学の頃、校内暴力が横行し、いじめ問題が噴出し、学校はとにもかくにも騒がしい時代だった。
いわゆる「腐ったミカン」世代が卒業し、第2次ベビーブーム世代である私たちが中学校に上がる頃、とにかく校則が厳しくなった。
そして、校則を破ると内申点に響くぞ、と脅かされながら学校生活を過ごした。
そう、理不尽と思いながらもそれを理論的に解決する方法を私たちは知らなかった。
教えてくれなかった、といえば甘えになるか。反抗することすらはばかられたというのが本音だろうか。
従って、記事のような「どうすれば人は言う事を聞いてくれるか」という方法論を教えてくれるという事は、本当に意味がある。
確かに、あれが嫌だ、これが嫌だでは始まらない。
会社でも同じ。
こうすれば業務効率が上がるので、このようにしたい。出来なかったらこのような形で責任を取る、というものでなければただの愚痴に終わってしまう。
この生徒たちは良い勉強をしていると思う。
ちょっとうらやましい。