現在、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)が行われている。
日本は一次リーグを全勝で通過。しかも圧倒的。
それでデッドボールの問題だが、確かにぶつけようという「故意死球」は昔からあった。
まだ昭和の頃、好打者を押さえる、もしくは試合に出させないようにするには怪我をさせること、というのもあったようだ。
それにレギュラーがケガをして試合に出られ無くなれば、控えの選手が試合に出られる。「怪我をしろ」と思う控えの選手も多くいるという。
ただ、正々堂々としているかと言えばそうは取られないだろう。
ましてや相手に怪我をさせて良いなんて事は無いと思うのは自然の事だ。
又、アメリカのメジャーリーグでは、わざとではないので謝る必要が無いというもの。逆に謝るという事はわざと当てたと思われるらしい。特に謝るという事は自分に非がある事を認めること。ピッチャーだって必死で投げているし、結果ぶつけてしまっただけの事なので非はないというなのだ。
日本の場合は「わざとではないけど、ぶつけてゴメンね」という事である。
だから、どちらが正しいという事ではない。考え方や文化の違いなのだ。
まあ、こうしたことが世界に発信される事で日本ではこう考えているよという事を分かってもらえる機会にはなるのかと思う。
日本って、意外にミステリアスだったりするからね。