介護職が避けられるようになって久しい。
それでも人材確保にこれだけお金がかかるとはびっくりだ。
記事にもあるように、人材確保に係る費用が1000万円にも上るという事は、小さな在宅サービスなんて年商だ。
以前、訪問介護を行っていた時に、求人の広告で100万円くらいかけても全く効果が出ない時があったが、データで見るとこんな状況だったんだと実感する。
よく言う月の利用料が20万円とした場合、1000万円は4年ちょっとの金額になる。それに利用者4人分の年間売り上げが人材確保に消えるという計算だ。
これではちょっと手が出ないな、と言わざるを得ない。
介護の仕事が避けられる理由は、何も給料の問題だけではないと思う。
それこそ現場が本気にならないと、誰もやってくれないよ。
なぜか?って本気で問いかけているだろうか?
もう、そんな気力も残っていないだろうか?
この話だって、逆に言えばお金をかければ人材確保できるんでしょってことにもなる。それに耐えられないなら退場して構わないという事だ。
政治や行政は大変ですね~とは言ってくれるが、何もしてくれないよ。