この仕組みが出来た時、とてつもない違和感を覚えたものだ。
今までは、訪問介護、通所介護、ショートステイは別々であり、「多様な視点で~」なんて言われていた。
また、ショートステイは特養とか老健とかで行われていたが、いかんせん2か月前の月初めに予約の電話を入れる、まさにチケットを買うような感じで面倒だった。同時期にお泊りデイサービスを行う会社が出て、「高齢者版ネットカフェ」なんて揶揄されたこともあった。それとグループホームでの火災事故なんかもあり、宿泊体制の見直しというか、環境整備の時期でもあったように思う。
それが、急に全部まとめてサービスを行うと言う。
そこで感じたのが、訪問介護のみの利用の人とか。
小多機の人に言わせると、認知症などのケースで柔軟な対応が取れる!なんてことを声高に言っているけど、今までの仕組みでも連携のプラットフォームを作ればいいんじゃないの?と素朴に思った。
やはり、問題は多いと思うが、当初は赤字経営が多かった事業所も最近では聞かなくなったのは、それなりに利用者がいるという事だろうと思う。
まあ、ある程度の人は訪問と通所を同時利用しているというデータはあるだろうから、このようなモデルが出来るのだろうけど。
とにもかくにもこうしたらいいんじゃないかというサービスは、利用する側がどうして欲しいとかという希望を叶うものでないといけないとは思う。
正直、よく分からない。