介護保険が議論されたとき、「介護の社会化」と言われてきた。
記事のように、今まではお嫁さんが担ってきた介護を社会全体の問題として対応しようというものだ。
今までは結婚したら専業主婦として家に入り、家事や介護を担う事が当たり前だった。
それが都心を中心とした核家族化の進行、転勤、共稼ぎ、DINKS、こうした社会の変化で高齢者の面倒をみる人がいないという状況にもよった。
従って、公的保険制度を導入する事で、一定の役割は果たせているという事は言える。今までよりはいいじゃんってことで。
こういう事はこれから色々出てくる。
今まではボランティアで行っていたものをアウトソーシングするという発想だ。
各種イベント、スポーツ、PTA、同窓会、町内会もそういう時代が来るのかもしれない。
アマチュアがやるよりもクオリティの高いものが出来るかもしれない。
それは
今まで手弁当で、ボランティアで行っていたものの限界か
それともクオリティの問題か
どっちもだと思うけど
そういえば
訪問介護を行っていた時に事業者連絡会というものがあったけど、それも役員は押し付け合いだったな。
今まで手弁当でやっていたことって何だったんだろうなと思う。
婚活サイトで
「専業主婦は24時間労働だ!」っていうのをちょくちょくみかけてばかばかしいと思ってるけど
それも当然になる時代が来るのかな。
世の中金でしか価値を見出せないっていうのは
寂しい時代なのかもしれないと思う。