家族の介護力の見極め | ケアマネ時々卓球、時々その他

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仕事は介護、プライベートでは卓球を中心に、その他もろもろ思いつくままに書いてみます。テキトーな独り言です。

 

 

在宅介護を行うにあたり私も気にすること

 

「家族の介護力」

 

家族の協力は必要

 

しかし、様々な理由で関わりすら持ちたくないという人は意外といる。

 

なので、そこの見極めは厳しく持つようにしている。

つまり「施設入所を勧めませんか?」という事。

 

それでも入所を拒む人は多い。

 

そういう人は出来る限りのチームを組むようにしているが、在宅介護というものはどうしても限界がある。

 

ヘルパーだって四六時中いられるわけではない。

緊急通報システムだって、ペンダントを常に持ち歩いているわけではない。

 

そうなるとリスクは高い。

 

そのリスクをできる限り回避するために、安心できる施設の入所を勧める。

 

それでもお金の問題だの、拒否の理由を並べる人には

どれだけのリスクがあるかを説明する。

 

場合によっては倒れているのを放っておくことにもなるよと。

気が付いたら死んでいる事もあるぞと。

 

それでもしょうがないという人もいる。

 

そこまで言われるのならば、それは運命でもあるし

否定すべきではない。

 

こちらはきちんと記録を残しておくことこそが重要であり

 

出来なかったとしても、それはしょうがないとあきらめるもの

 

「もし」

 

という言葉は

 

振り返りには必要だが、その時には使わなくていい。

 

以上を思えば

自分が介護の状態になった時にどのように過ごしたい開始を残しておくことは必要だし

家族が面倒をみてくれるとは限らないということを念頭に置くことも必要。

 

よく

何かあれば子供にやらせればいいという人もいるが

それをしてくれる人とは限らない。

 

そう思えば

子どもに見捨てられるかもしれないという不安を抱えながら

生きているのかもしれない。

 

財産がある人はそれを縦に強気に出ることもできるだろうが

無い人は、それこそ「愛」ということなんだろう。

 

お互いを思いあう事

 

自分の世話なんかしたくないだろうから施設に入るよというのも愛。

 

家族の介護力は愛によって支えられている。