利用者の立場として | ケアマネ時々卓球、時々その他

ケアマネ時々卓球、時々その他

仕事は介護、プライベートでは卓球を中心に、その他もろもろ思いつくままに書いてみます。テキトーな独り言です。

 

 

ALS(筋萎縮性側索硬化症)、徐々に筋肉が動かなくなり、やがて死に至る病気。この病気になった時、人はどう思うのだろうか。

もし自分であれば残された人生をどのように過ごすか、という事を考えるのだろうが、背負っているものが沢山ある人は心配でたまらないはず。

それに徐々に動かなくなる身体。死への恐怖。苦しみ、痛み。そのようなものに日々おびえなければならない。それこそ人生の最後が目前に来ている。

だからこそ、その時に出会うヘルパーは人生で出会う最後の人になるかもしれない。人生の最後の場面で「最後にあなたに会えてよかった」と言える人にケアをしてもらいたいと思うと予想する。

排泄介助はする方もされる方も嫌だし、辛い事である。

彼の言うとおり患者の状態観察やらデータという面はあろうが、やはり一番触れて欲しくないところ、デリケートなところ。

 

介護という仕事はそうした人間のデリケートな部分に触れるわけで、絶対に土足で踏み込んではならないと思うのです。

 

とはいえ、人不足な状態は続いているので、そうしたデリカシーのない人も雇わなければならない。

 

なんか、人生の最後くらい何も考えずに穏やかに暮らしたいものだけど、お互い気を使わなければならないような感じなのでしょうか。