無理を承知で | ケアマネ時々卓球、時々その他

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仕事は介護、プライベートでは卓球を中心に、その他もろもろ思いつくままに書いてみます。テキトーな独り言です。

介護相談。

 

以前担当していた利用者さんの弟さんから依頼。

対象は弟さんの奥さん。

 

76歳

統合失調症50年。

 

今年に転倒し腰部骨折。本日リハビリを見学するも椅子から立ち上がりが限界。

食事は自力摂取可能

排泄・・・尿がカテーテル。便は摘便。

 

退院許可出るも自宅か施設かで検討中。

 

弟さん・・・出来るだけお金をかけたくない。でも手間もかけたくない。

 

私の判断・・・絶対無理。施設入所が望ましい。

理由・・・介護力の限界。単純に介護したくない。匂いがダメ。などなど

 

しかし、弟さんは一回自宅に戻そうかと言う。

 

私「匂いの問題はありますよ」

弟「・・・。やっぱりダメか」

私「人によってはダメではないけど、弟さんの状況から考えれば厳しい戦いになると思います。」

 

という事で施設入所の方向に。

 

無理を承知で自宅に戻すこともありうると思う。

とりあえず頑張ってみましょうとも言える。

でも、弟がギブアップするのは時間の問題。逆にヘルパーや訪問看護を入れて、こんなものか、介護って思ったより大丈夫だなと思ってもらえる可能性も捨てきれない。

 

ケアマネの立場として

どんな条件でも在宅でと言うならプランを作ることはできる。

でも、介護者のストレスにもよるが、無理なものは無理と言わざるを得ない。

 

やっぱりダメだというのはあるけど

出来れば丸く収めたいところ。

 

でも、ダメだという経験をさせることも必要かな?

施設に入ればお金もかかるし。

 

頑張ってみたけどダメだったという事なら納得して施設入所も行けただろう。

でも、そのダメだったという事が取り返しのつかない事になってもいけないし。そのリスクはあるわけで。(ネグレクトとか)

 

ま、どうなることか。