イップスについて一考察 | ケアマネ時々卓球、時々その他

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仕事は介護、プライベートでは卓球を中心に、その他もろもろ思いつくままに書いてみます。テキトーな独り言です。

私の知り合いが大学院でイップスの論文を発表した。以前、そのアンケートに答えたのでその論文に興味があったので読んでみた。

 

結論としては

イップスには

①大脳皮質における不可逆的変化

②あがり

があり

状態不安、特性不安共に高い。

練習時間が長いほど、イップス発症のリスクが上がるとの事。

 

またよく言われるのが

真面目な人

というのもよく聞く話である。

 

精神的なもので薬も処方されるという。

 

ちゃんとした学会に発表した論文との事で、これに対してケチをつけるものではない。

 

しかし

 

私は「手指における不随意運動、障害」とでもいうべきかと思っている。(適当な言葉が見つからないが。)

 

つまりイップスで言われるのは

野球のスローイング

ゴルフのパッティング

卓球選手のサービス

美容師

手術する医師

等に見られる。

 

そこで疑問が出た。

野球で「スローイングイップス」は聞くが、「バッティングイップス」は聞いたことがない。打てないのはスランプという事はあるがイップスとは言わない。

 

それに真面目な人、というが

それではイップスにかからない人は真面目ではないのかという事にもなる。

 

私もイップスにかかったことがある。

コロナでしばらく練習が出来ず、再開した時にフォアサービスが出せないのだ。

サービスと言っても試合のサービスではない。

最初の「お願いします」のフォア打ちサーブが出せないのだ。

 

私の場合は、そのうちに改善した。

なぜか。

手打ちで無くなったからだ。

 

スポーツでも日常生活でも繊細な動き程手指で辻褄を合わせる。つまり、手指の動きは最終的な出力で、大きな筋肉の動きの最終として機能する。

それが手指の動きを優先するあまり、伝わりが悪く、又、自分の意思とは関係ないところに行ってしまう事があるように思う。

 

従って、卓球に関してのみだが、私が指導する際は大きな筋肉を使うよう指導している。

 

そんな一考察