利用者が施設や病院を抜け出してしまう事は昔からあった。
私が最初に就職した病院で、私がリハビリを担当した患者が突如病院から脱走した。
結局、近くからタクシーを拾って家に帰ってしまったとの事で、2.3日後に再入院となった。
この場合は事なきを得たが、海に近い病院だったので、かつては患者が海に入ってしまった例もあったという。
他にも山奥の施設で、逃げてしまうとか。
そう考えるとある程度の拘束は必要ではあることがある。
その場合、いくつかの条件をクリアしなければいけないし、やはり行政に連絡・相談しておく必要はあったのかと思う。
このように、事前に問題が起こったら行政に相談しておけば処分されずに済むケースも多いのではないかと思う。
しかし、事業所にとって行政は処分する側。
何とかごまかしたいのも気持ちとしては分かる。
だから事業所と行政は
処分するしない 指導するしない
などの関係ではなく
同じ目標に向かう同志としての関係が望ましいと思う。
しかし一方、不正をする事業所がいることも事実。
ただ、故意的な不正とうっかりの不正があることも
分かってもらいたい。
処分する前にできること
その声を事業所から上げていかないと とは思う。