日曜日の朝。家にいるときは大体、政治番組を見ている。
最近のテーマは、消費税・社会保障・行政改革。
各党の党首や実力者が出てきて色々喋る、喋る。
でも、ビックリするほどサッパリ分からないのだ。
同じことが介護の分野でも言える。
この4月から制度が変わる。
特に、訪問介護の派遣時間は中途半端な括りにされてしまう。
事業者側からすればヘルパーの給与は時給なのに、この改定では時間短縮で1時間の仕事を確保していない。
そこで訪問介護事業者連絡会で質問をまとめて回答をもらう。
しかし、当然だが、スカッとした回答は得られなかった。
昨日、たまたま区の給付担当と話し、「~出来ない、では無く、~すれば良い、という回答が欲しい」と提案しておいた。
だから国も同じ。
消費税増税もやむを得ないならしょうがないと思っている人も多い。
でも、やむを得ない状況か?というと疑問符がつく。
社会保障も、怪我をしたとき、介護が必要になったとき
このようにフォローできますよ、という青写真が見えないのだ。
だから、聞こえのいい事をあれこれ言われても
結局は一部の既得権益を守るための言い訳にしか聞こえない。
要は政治に信頼が無いんだね。
じゃあ、どうすればいいという対案も特に無いんだけど。
でも都合が悪くなると
「建設的な議論をしましょう。」「是非いろんな意見を聞かせていただいて柔軟に対応したい。」「以前からこの問題はあったが棚上げにされたことを今しているんだ。」「前に政権がだらしなかった。」「報道もキチンとして欲しい。」とかおっしゃる。
まあ、いろんな場面で討論や会議などあるから、言い逃れとして使えるかなと思う。
政治番組を見て、一番タシになったのはこの言い逃れの術を覚えたことかもしれない。
とんだ皮肉だ。