1月27日
日帰り入院。
手術して赤ちゃんとサヨナラする日。


半日で終わると思ってたが、前回の診察で一緒に説明をうけた相方が
「全身麻酔でやるんだよ?帰るの夕方って言ってたよ!」と…

2度の流産のショックに加え、手術の恐怖もあって先生の説明がちゃんと入ってこなかったらしい。


やっぱり夕方までかかった。

事前に手術そのものは寝てるうちに終わると言われていた。

しかし、前処置が痛くて手が汗ばんだ。

病室で待機後、手術台に自分で上がり、色々な装置をつけられた。


「では、やりますか。」

先生が入ってきた。
声もはっきり聞こえるし、器具の冷たい音、看護師に何か器具を出す指示まで聞こえる。


あれ?全身麻酔なのに?はっきり聞こえるんですけど…麻酔、効かないパターン?最悪だ…


と不安になってたものの、目が覚めたときには元の病室のベッドの上。

知らないうちに下着にナプキンもあてられていた。
どうやってベッドに移ったのかもわからない。

目が覚めた途端に生理痛のような腹痛があったけどまだ意識がはっきりしない。

手術は?

やっぱり寝てるうちに終わったみたい。

赤ちゃんとヤヨナラしちゃったんだ。
1月21日

最終確認のため、相方も一緒にクリニックへ。

1%でも望みがあるなら、それにかけたいのが親心。

しかしそんな奇跡を期待した私は情けなく、やっぱり心拍確認できず、成長もとまっていた。

内診台の隣で一緒にモニターを見ながら説明を聞いてた相方が頭をなでて慰めてくれた。

泣かずにはいられなかった。

流産の手術の説明や日程を決め、何としても聞きたいことを思いきって先生に聞いてみた。


「2回続けての流産は、私の双角子宮が原因ですか?」

聞いたところで2人の赤ちゃんが戻ってくるわけではないけれど、真相を確かめたかった。

「そうかもしれない。」

と言われた。


やっぱり、私のせいだ。

私のせいで2人の小さな命を殺してしまったんだ。

精一杯責めることしかできない。


不育症の検査もお願いしたが、1人出産してるから不育症ではない。、検査代高いから、必要ない。

と言われてしまった。

赤ちゃんに原因があったとしても、治療法はないと説明される。

妊娠は、多く見積もっても20%の確率、そして流産は15%の確率で起こる。


たまたま不運が2回続いただけで、酷だけど次の妊娠にかけましょうとしか言えない…

と話をされたが、もうこんな思いしたくない。
先生を信頼はしてるけど、そんな説明にはおとなしく納得できない。

私の子宮が原因なら次の不運もあり得る。


3度目の正直!より、2度あることは3度ある!のほうを強く思ってしまう。


愕然として何も信じられない。
1月17日
つわりがひどく、基礎体温高温もキープ!


毎回の筋肉注射や漢方やホルモン剤のおかげかも分からないけど、赤ちゃんが無事ならどんなにつわりがひどくても注射で痛くても耐えますよ。


年末以来、出血もなかったので緊張はあったけどルンルン気分でクリニックへ。


先生から「出血どう?」と聞かれ

「ないです!!」と自信満々に即答!

「うん!じゃ診てみよう。」と言われ足取り軽やかに診察台へ。

「う~ん。子宮の中は出血してるな…。赤ちゃんの心拍が見えなくなっちったな…。こっちが頭で、こっちがお尻で…週数通りに育ってんだけど…」


頭が真っ白になった。


え?じゃあ夜中に目を覚ますほどのひどいつわりは何?

頭が真っ白になりながらも精一杯先生に質問をする。


「また流産になってしまうってことですか?」

「いや…もう既に…けいりゅう流産っていう流産なんだ…」


流産…また?何でまた?



今日で紹介状書いてもらえると思って産科のクリニックに予約入れちゃったよ…。



「今回はちゃんと育ってるから前みたいに自然に出てきてはくれないと思うから、手術して取り出さないといけないな…」と言われる。


何を言われても耳に入ってこない、聞きたくない。返答もできない。


「とりあえず、もう1回見よう!もしかしたら角度で見えないだけかもしれないし、もう1回見よう!」


そんなドラマみたいなことがこの私に起こるはずがないことぐらい知ってるよ。


心拍とまったお腹の中の赤ちゃんが復活したら、サイボーグだよ…


必死に涙をこらえ、家に着いて相方の顔を見た瞬間


「赤ちゃんの心臓動いてなかった」と泣き崩れた。

たまたま休みだった相方。

一緒に病院に行こうか?と言ってくれたが、まさか赤ちゃんがそんなことになってるとは知らない私は、大丈夫だから留守番してて!
なんてのんきなことを言って出かけて行った。


こんなことなら、一緒に行ってもらえば良かった。


何でこんな思いを一度ならず二度までもしなきゃいけないのだろう…

私を苦しめるために赤ちゃんは来たの?


神様なんていない。


この世は理不尽なことだらけだ。


悲しみより怒りが勝ってしまった私の感情。


夢を膨らませ、マタニティー雑誌を買って毎日見ていたけど

そんなマタニティー雑誌を泣きながら粉々に破ることでしか精神の安定を保つことができなかった。