2度目の流産宣告されたその夜、たくさん泣いた。

普段、寝室は別の相方もしばらくの間一緒に寝ていたので家族3人で川の字で寝た。

泣きながらグチや不満ややりきれない思いを相方にぶつけた。

「1回の流産なら、次に出産できれば同じ子が戻ってきてくれたんだと思うけど、2回目になると次は双子を産むことでしか報われない。
そんなの無理だよ。」


と言うと、相方に

「輪廻って言葉知ってる?」と聞かれた。

リンネ?聞いたことはあるけど意味は知らない…


「夏の子も、今回の子も、魂は同じ。巡り巡ってる。だから双子を産むことでしか…って考えなくていいんだよ。もし、次に出産できたとしたら、同じ魂を持った子なんだし。」

『輪廻…生命が無限に転生を繰り返すさま。
輪を描いて元に戻る車輪の軌跡に喩えたことからきている』

うまく言えないけど、リンネの話をされて少しラクになった。

相方は息子とキャッチボールするのが夢だった。
でも相手が私だったがためにその夢を叶えてあげることはできないかもしれない。

姫とキャッチボールしておくれ、申し訳ない。




しつこいけど、赤ちゃんに産まれてきてほしかった。私の命と引き換えにでも。

実際私に原因があって、生きられる命だったのかもしれないのに。


でも赤ちゃんが自分の命と引き換えに守ってくれた私の命。

それに恥じないように私は生きていかなくてはならない。

命の大切さ、尊さを教えてくれた赤ちゃんに…
2回続けて流産してしまい、先生は必要ないと言ってたけど

不育症について調べたり転院して検査を受けるか


もう出産はあきらめておとなしくピルを飲むか…答えがでない。

姫をお姉ちゃんにしてあげたかったけど、2人目不妊の私が妊娠できたのは卵管造影の猶予があってのゴールデン期間だったから?


これに加えて不育症ともなると医療費がかさむ。

昨年だけでも10万は軽く超えてる。

答えがでない。


それから、ある本に、赤ちゃんは何かを伝えたくてお腹に宿って空に還ると書かれていた。

赤ちゃんのミッションは私を守るため?

赤ちゃんが何を伝えたかったのか申し訳ないけどいまだに分かってあげられないでいる。
流産宣告される数日前、

朝の4時ぐらいにインターホンがなった。

でも誰もいなかった。

早朝に起こされ、いたずらかと思いながらも玄関まで出てくれた相方も

「こんな時間に非常識な奴は誰だよ」と怒っていた。

誤作動だったのか、それ以来そういうことは起こってない。

今思えば赤ちゃんが最後に会いに来たのかもしれない。

夏に流産したときは姫が教えてくれた。
でも今回は相方がまた赤ちゃんがお空に還った事実を話しても「知らない、何で?」
と悲しそうな顔をしてた。

しかし、やっぱりあの日の数日前に、姫がとってもかわいい女の子の絵を書いて見せてくれた。

その絵には天使のような羽も書いてあった。

普段そんな絵は書かないのに。

何となくドキッとした私は
「何で羽を書いたの?」と聞くと

「なんとなく…」と言ってたけどやっぱり何か意味があったのかもしれない。