【３９０日の重み】
先日のリピスペに来てくれたＩさん
昨年2月のパパママ＠足立の主催者でした
でも講座の当日、Ｉさんの姿はありませんでした
その少し前に入院してしまっていたから。
『多発性硬化症という病気で国の難病指定を受けています
その病気にも何パターンかあるらしく
私の場合は稀なパターンで治療法は確立されていませんが
他のパターンに準じた治療が合っていたらしく
右半身完全麻痺から足は装具と杖があれば外出も可
手は時間をかければ大抵のことができるようになっています』
（御本人のメールより）
入院生活は8カ月にも及びました
お子さんは年中さんから年長さんへ
突然お母さんが家からいなくなるのです。
それまで普通にできていたことが出来なくなる自分
病気のせいで色んな人に迷惑をかけてしまう自分
受け入れるには本当にいろんな葛藤があったことでしょう。
この日も、埼玉から都内まで朝早く出かけてきてくれました
『コーチ、パパママ講座の日から390日です』
そんな風に数えたことなどなかった
日々流れて行く生活
でもＩさんの中ではずっとずっと
気持ちが未完了のままだったのね・・・
私は講座が終わったら次と、日々前に進むけれど
たった1日の講座だけれど
それだけの想いで主催をしてくれていたんだと思うと
本当に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
この日でやっとＩさんのパパママ主催活動が終わりました。
これまでで一番長い主催活動
本当によく頑張りました
Ｉサンは入院生活中、くじけそうになることもあったけど
いつも前向きに、一生懸命ママイキマインドで
乗り越えようとしてくれていました
その頑張りはもう本当に誰にでもできるものじゃないと・・・
（同じ状況で果たして私がやれただろうか！？）
この３９０日、私は一体どんな成長があったかな？
日々感謝して精いっぱい生きてきただろうか？
装具をつけた足で、杖をついて
一生懸命歩くその姿に、どれほど私が励まされたか。
３９０日のＩさんの大変な経験が
より彼女を大きく強くしてくれているのが
背中からもわかりましたよ。
私たち、つい何気ない日々を送ってしまいがち
与えられた命、与えられた環境で
精いっぱいやれているだろうか
そんなことを皆さんにもお伝えしたくて
今回Ｉさんの了承を得てブログ記事にさせて頂きました
大変な思いをしてわざわざ会いに来てくれてありがとう
２０１５年開催
ママイキ２２３期＠甲府
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