インサイドヘッド2見てきました。
文句言いつつも、イオンシネマで。
ポップコーンもジュースももらえなくなっちゃったけど…
面白かったです。
アナ雪2を、超えたかどうかはわかりませんが…
観られた方も、思春期を迎えたライリーに自分を思い出して共感できる部分が多いんじゃないでしょうか?
いかにもアメリカンスクールって感じでしたが。
それでも人間関係の葛藤だったり、見栄だったり、他人にあわせて皮肉を覚えたり、失敗したり、恥ずかしながら身に覚えがあること多いと思います。
私はクラスでの自分の立ち位置だったり、仲の良いグループを変えたり、家族やクラスや部活やグループごとに違った自分を演じてたり、姉の友達との会話に合わせるため ちょっと背伸びして会話を合わせてた、小中学生時代の自分を思い出しました。
そして私の記憶力は昔に比べて半分に落ちましたが、涙もろさは5倍になった気がします。
冒頭のコイン拾う泣くシーンでもないとこから泣いちゃう
↓以下微妙なネタバレあり↓
ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ビビリ、ムカムカのメンツに、新たにメンバーが加わります。
心配、羨ましい、恥ずかしい、ダルい…
ライリーの成長に伴い、思春期や反抗期、どんどん複雑な感情を持つようになるライリー。
単純な感情は不要と言われんばかりに、旧メンバーが排除される羽目に…
小憎たらしいシンパイの、可愛らしくも回転の速く賢い声、でもやっぱり小憎たらしい声をあててるのは、多部未華子ちゃんでした。
だんだん独断で暴走しだすんだけど、
そんでもシンパイはあくまでライリーのことを思って行動してて…最後の方は胸が痛くなる
ヨロコビの単純に楽観すぎる所もよろしくないし、シンパイの考えもよくわかるんです。
私も心配性で、考えすぎて体に支障が出たり、石橋めちゃくちゃ叩いて疲れるタイプだし、子育てしてても子供の転ばぬ先の杖になってしまいがち。
でもバランスが大事なのに排除しちゃったもんだから、ライリーのアイデンティティの泉は崩壊しまくってます。
でもそういう時も、人生ありますけどね。
それにしても多部ちゃんが
キャラになりきってて上手すぎて、全然気が付かなくて、エンドロールで気が付きました!
他の新キャラたちも有名な声優陣があててます。
正直登場シーンも短いのに、なんか豪華
マヂカルラブリーもいるけど
ヨロコビの声は小清水亜美さんという方でした。
ただ…
どーしても、竹内結子さんのあの明るくて高いノビノビとしたヨロコビの声が頭に思い出されてチラチラ脳内再生されてしてしまい…でももう無理なんですよね
小清水さんが下手だとかそういうことは全然ありません
こちらが初めて見たヨロコビだったら全然違和感無いと思います。
ただただ切ないだけなのです…
それでも、お上手な演技とストーリーにだんだん引き込まれていきましたが…
ちなみにストーリーですが、
隣で見ていた次女が、とある冒頭のシーンで、
「これっていいの?」と、すでに核心のついた疑問を持っていました<うんうん、よくないよね〜、まぁでも今は考えたくないな〜ってこともあるんじゃない?って…
若干インサイドヘッドパート1の繰り返しと言うか、同じ過ちを犯してるヨロコビ(たち)…
前回ヨロコビはカナシミをいらない感情だとして排除しようとしました。
ネタバレになりますが
そして今回もライリーのためと思って不快な思い出を思い出さないよう遠く遠くへ飛ばしていた。
でも嫌な思い出も良い思い出も、
ライリーが(というか感情たちが)ありのままのライリーを受入れて、全部ひっくるめてライリーをつくっているんだと、自我を取り戻すという大筋は同じです。
相変わらず人の頭の中を、うまいこと描写してる映画だなーと思いました。
思春期前の子供らにはまだ理解できない感情も多かったかとは思いますが、面白かった!と言ってました。
ただ面白かったというシーンを具体的に聞くと、反抗期前のピュアっピュアの長女はちょっとズレてたけど(笑)
お花が綺麗だった!オレンジの方が綺麗!(アイデンティティの泉からでてくる結晶?のこと)とか
枕投げ楽しそう!
ポーチがいつの間にか仲間になってたところ!
…だそうです。
やっぱり大人向けの映画かな?
でもディズニーは、毎回毎回大人も子どもも、いろんな視点で楽しめる作品を作ってくれるので、観に行ってます。
ちなみに映画始まる前の予告を観てて
モアナと伝説の海2
ライオンキング(実写風ムファサの話)
銭天堂(実写)
はたらく細胞(実写)
など、子どもも私も観たい映画が今後目白押しそうでした
しかもまた阿部サダヲ…(はたらく細胞の宿主の人。芦田愛菜ちゃんが娘役なのでマルモ親子ですね〜)
忙しくなりそうです。
イオンシネマの株主優待価格、値上げしないでほしいな…
※キャスト画像などは公式サイトから引用してます