光る君へ第11回感想の後編

前編はこちら!!

文字数制限ががががが!!




兼家パパと道隆ファミリーが揃って会食

ここで伊周殿きたー!イケメン!

でも伊周殿この時まだ12歳!!


成長著しい伊周

鎌倉殿以来毎年このフレーズ使ってるな


定子ちゃん可愛い!

まだ10歳なるかならないかくらいだったと記憶

この子が高畑充希ちゃんになるのか←


晴明は伊周と定子に何を見たのやら

壮大な伏線を思わせる

知らんけど


そんな団欒に道兼乱入

自分を仲間外れにされた(この発想が今作の道兼クオリティ)と憤る道兼に対して、あくまで定子の為の宴なのだからと嗜め、道兼の娘も帝の妃にするから……と宥める兼家

飴とムチの使い方が上手いな、パパン!


五位蔵人となった道長に会いに来た道綱

でも、同僚の顔を覚えてないのはどうかと思うぞ……

為時と実資殿は周りに認められてたんだねぇ

それだけに今回の罷免は痛い

労いの品を持たせて家人を送り出す背中の切なさよ


互いの文を見ながら想いを馳せるふたり


いつもの女子会が終わり、倫子に呼び止められたまひろ

厳しい言葉を発しつつも、まひろを心配する倫子

ちゃんと見ているんだね

恋する倫子のかわいさよ……狙っているのは視聴者は知っているがな

猫にしか興味がないってますます女三の宮じみてる


せっせと家の事をやり、空いた時間で書写をする

当時は印刷技術はないので人の手で書き写すしかありません

まひろは書写をする事で生活費を稼ごうとしているのだと思われます


いとさんと乙丸が残ってくれてよかったなー

和むねぇ

乙丸がまひろを想うあまりに身分を忘れて道長に怒鳴るシーン良かったわ


そしてまたしても密会

想いをぶつけ合うふたりだけど


「北の方にしてくれる?」

「妾にするの?」


北の方とは嫡妻を指す

それ以外はみんな妾でひとくくり

 

為時は高倉の女を大事にし、宣孝殿は数人いる妾を平等にしているところを見せてからのこれ、エグいな……


まひろにしてみれば「道長もまた公任や斉信と同じ思考」と思われても仕方がない

実際、摂政の息子道長と無官の娘まひろではとてもじゃないけど正室は無理

道長の提案は実に現実的ではあるんですよね


こうして見ているとまひろが道長を振り回している図式ですが、SNSで見かけた「まひろが恋愛脳」には疑問が残るんですよね


ひとりの女性としては愛した人に愛されたい

でも、父親から「お前が男だったら」と言わしめ、道長の和歌に漢文で返事をするまひろだよ?

ただのお花畑な恋愛脳の訳がない

ギリギリの理性で恋情を抑えているんじゃなかろうか


源氏の最愛の人と言われた紫の上は最後まで北の方にはなれなかった

その数多の女人の分身として紫の上を創作し、そこにまひろ自身を投影させたとしたら……


この解釈すげえな!

大石脚本の緻密さに毎回驚かされる!



まひろに拒まれ、失意の道長が兼家にしたお願いとは?

それは次回の講釈で!!