日々是好葉200☆セツブンソウ

 

いつもBlogにお越し下さり、

ありがとうございます

 無料塗り絵ダウンロード公開中 
　　　→　『プレゼント塗り絵』　（２月末まで）
 
*～*～*～*～*～*～*～*～*～*～*～*～*～*～*～*～

おかげさまで

「日々是好葉（ひびこれこうよう）」も

200番目までやってまいりました

記事としてアップする前から

スケッチは始めているので

正確には220くらいですが、

これくらいの数になると

パッと浮かぶ植物はもうみんな

描いてしまっています

よろしければ、

下記の記事をご参考に

リクエストしてくださいね

いろいろ調べて

描かせていただきます

↓既に描いた植物はこちらです

＜これまでに描いた植物たち＞

　ハーブ編・野の花編

　ガーデンフラワー・グリーン編・樹木編

さてさて、200番目にご紹介する

植物は『セツブンソウ』です

私が初めて

この植物を知ったのは、

梨木香歩さんの小説

『家守綺譚（いえもりきたん）』でした。

「──　床の間に、見慣れぬ純白の

　繊細な造りの花が落ちていた。

　下界にまみれぬ、

　清澄な気配を辺りに放っている。

　ああ、これがセツブンソウか、

　と屈んで拾い上げた。

　成程これでは深山の奥にしか

　棲息できまい、と思った。」　（抜粋）

ど、どんな花？？？と思いません？

調べてみるとやはり、

とても可愛い花でした

（写真はこちらのサイトよりお借りしました）

関東以西の地域に分布し、

石灰岩地帯を好み、

落葉樹林内の斜面などに

まとまって自生するそうです。

カタクリなどと同じ

『スプリング・エフェメラル』（※）で、

発芽してから開花するまで

数年を要します。

※『スプリング・エフェメラル』

　　春先に開花し夏まで葉をつけると、

　　あとは地中で過ごす一連の野の花を総称して

　　スプリング・エフェメラル Spring Ephemeral と呼びます。

　　その可憐さから「春の妖精」とも言われます。

可憐な白い花びらに見えるのは、

実は「がく」です。

花びらは退化して

黄色の「蜜槽」となり、

青紫色の多数のおしべの周りに

並んでいます

この色とフォルムが

ほんと、たまりませんね～

でも、環境の悪化により、

「準絶滅危惧種」に指定されています。

また、野に咲く花を

持って帰ってしまう人も多いのだとか

そのため、各地で

保護活動が始まっているそうです。

花の少ない今の時期に、

春に先駆けて咲く

セツブンソウ。

地元の滋賀県にも

自生地があるようなので、

いつか、見に行ってみたいです

　Instagram　

　　制作過程と日常を載せてます。

　　よろしければ

　　フォローしてくださいね　　『eriko_suzuha』
　　

ギャラリー　HP

　　これまでの作品が一気にご覧いただけます。

　『Atelier Belles Feuilles』

お読みいただき、ありがとうございました