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(アトリエ・ベルフィーユ) の 涼葉えりこ です。
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『楽園の彼方へ』
(2024年・約30×30cm)
耳を澄ませて
空を見よう
聞こえてくる
軽やかな音色
舞い降りる
天人たち
雲に乗り
楽を奏で
謳い踊る
さぁ行き給う
楽園の彼方へ
今年の春に宇治の
平等院鳳凰堂を訪れた際
”雲中供養菩薩”
という存在を知りました。
阿弥陀如来像が
座されている部屋の
周囲の壁の上部に
52体もの菩薩像が
「雲に乗った」様々な姿で
配置されています。
楽を奏でたり
合掌したり
花を盛った籠を持ったり
どの菩薩様も
穏やかに微笑み
楽しそうで
その空間にいるのが
とても幸せな気分になりました。
彼の方たちは
”天上から雲に乗って舞い降り、
阿弥陀如来の徳をたたえ、
極楽世界の楽しさを
謳い上げている菩薩たち”
なのだそうです。
(『雲中供養菩薩(魅惑の仏像17)』より
(↑こちらはミュージアムの雲中供養菩薩です)
あまりにふわふわと
幸せだったので
そのとき感じたものを
マンダラにしたくなり
模様として描きました。
菩薩様が手にされている
笙や蓮台
華鬘(けまん:仏堂の欄間などにかける荘厳具)
なども模様として
モチーフに入れています。
(乗っておられた雲)
ふわっとさらっと
極楽浄土へ
ようこそ
楽園の彼方へ
日常のあれこれや
絵の制作過程、
その日の体感から選んだ
マンダラと
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