いつも読んでいただいてありがとうございます。

不登校解決カウンセラーの田中勝悟です。

 

 

「子どもが不登校になった。仕事、辞めた方がいいのかな……」

「でも、生活もあるし、今の仕事は続けたい……」

 

 

こんなふうに悩むお母さん、本当に多いです。

 

 

カウンセリングでも、

「子どものために仕事を辞めるべきか」

というご相談は、よく受けます。

 

この記事を見ている方は、
「子どもが不登校で大変なときに、
のんきに仕事をしている場合か!!」

と周りから言われた人も多いでしょう。

 

そうなると、余計に落ち込みます。

 

 

結論から言うと、

 

「仕事を辞めるかどうか」よりも
もっと大事な視点があります。

 

仕事を辞めるかどうかと言う手段よりも、
「どういう目的で辞めたか」の方が実は大事になります。

 

まずは仕事を辞めたことで悪化したケース、
またよくなったケースを取り上げて、この問題を考えたいと思います。

 

 

①まずは悪化したケース

あるお母さんは、

小学生の息子さんが不登校になったことをきっかけに、

「そばにいてあげなきゃ」と思い、仕事を辞めました。

 

 

ところが、いざ家にいると、

 

「ずっとゲームばかりしてるけど大丈夫?」
「少しは外に出なさい!」

 

と、つい口を出してしまうようになったそうです。

 

 

子どもの行動が気になりすぎて、

コントロールするようになってしまった。

 

その結果、息子さんのメンタルはさらに悪化してしまいました。

 

お母さん自身も、

 

「仕事を辞めてまで支えたのに、何も良くなっていない」

 

と、自分を責めてしまいました。

 

 

②そして改善したケース

 

一方で、こんなケースもあります。

 

中学生の娘さんがリストカットをするほど

メンタルが不安定になり、

お母さんは家族と話し合ったうえで、仕事を一旦休職しました。

 

 

すると、娘さんが初めて

「甘える」ことができるようになったのです。

 

 

お母さんも焦らず受け止める時間を持てたことで、

徐々に娘さんは笑顔を取り戻し、

やがてフリースクールに通えるようになりました。

 

 

「辞めるかどうか」は問題ではない

 

この2つの事例、
どちらも「仕事を辞めた」という点は同じです。

 

 

でも、結果はまったく逆でした。

 

ちなみに、親が仕事を休んだから学校に行くようになったケースは
私が見てきたところ、ほとんどありません。

 

ただ、仕事を辞めたことで子どものメンタルや親子関係が悪化した子と、

 

逆に

子どもがどんどんと元気になって動き出すようになっと子
大きく分かれていることが多いです。

 

 

※不登校の解決のベースは、「子どものメンタルが回復すること」です。

 

 

どうして結果が違うのでしょうか?

 

そこにはある大きな違いがあったのです。

 

 

 

 

その理由はお判りでしょうか?

 

 

 

 

それは・・・

 

何のために辞めたのかという
そもそもの目的が違っていたということです。

 

 

 

前者のお母さんは、「ただただ子どもが心配だから」と
子どもの気持ちを確認せずに仕事を辞めました。
 

お母さんの中では
「仕事を辞めて私がついていたら、学校に行くだろう」
と言う思いがあったのだと思います。

 

しかし、いくらそばにいても子どもは変わりません。

 

その結果、お母さんの中でイライラしてしまい、

かえって、子どもを変えようとしてしまい、不登校が悪化したのです。

 

 

 

 

一方で・・・

 

後者のお母さんは、子どもの心を回復するためには、
「いったん仕事を休んだ方がいい」と考えて、
子どもと話し合ったうえで辞めることを決意しました。

 

 

その結果、子どもを変えるのではなく、
「まずは子どもの心が回復すること」を優先しました。

 

同じ「そばにいる」でも、中身がまったく違ったのです。

 

 

親子の気質も大事

ちなみに、この辺りは親子の気質【生まれつき性格】も関係してきます。

 

生まれつき性格については下記に詳しく書いています。

 

 

 

 

 

 

 

 

この、キャラ診断で言う「次男タイプ」や「末っ子タイプ」であれば、
親が仕事を休んで関わることでメンタルが大きく改善します。

 

逆にお子さんの気質が「長男タイプ」や「お母さんタイプ」であれば、
仕事を休んだ結果、かえって親子関係が悪くなるケースが多いです。

 

また次女タイプの親が仕事を辞めると、

さらに不安が高じてしまい、かえって親子関係が苦しくなります。

 

あるお母さんは、お子さんの気質が次男タイプとわかり、
他の兄弟の対応でお母さんに甘えられないことが分かった結果、
「仕事を休んで、この子に寄り添います」と覚悟を決められました。


その結果、その子はお母さんにしっかりと甘えることができ、
今は別室登校から始めることができています。

 

ちなみに親が「長男タイプ」「お母さんタイプ」の場合は、
親が息抜きをしたり、子どもと適度に距離を取る必要があるので、
仕事はやめない方がいいというケースが多いです。

 

 

キャラを詳しく知りたい方はこちらをごらんください

 

 

 

 

 

感情に流されないことが大事

 

最後に一番大事なことについてお話します。

 

 

ここまで読んで、
「じゃあ結局どうすればいいの」
と思われたかもしれません。

 

 

私がお伝えしたいのは、仕事を辞めるかどうかを、
感情だけで決めないでほしいということです。

 

 

実際に、

「お母さんが仕事を辞めたことが一番つらかった」

と話す子どもも少なくありません。

 

 

 

親が仕事を辞めたことで、

「自分のせいでお母さんの人生を壊してしまった」

と感じた子は多いのです。

 


また、仕事を辞めることは、経済的にも心理的にも、
大きなリスクを伴います。

 

 

なので、勢いだけで「辞めます」と決めないでほしいのです。

 

少し立ち止まってほしいと思っています。

 

 

「一時的に休む」
「制度を使う」
「勤務時間を調整する」

 

など、中間の選択肢を考えてみることも大事です。

 

大事なのは、辞める・辞めないの二択で悩むことではなく、

 

親子の気質を理解した上で、
冷静になってどんな選択がいいかを考えること。

 

そのためには、カウンセラーに相談するのも手です。
 

ぜひ、
「不登校だから」
「子どもがしんどそうだから」
「つきっきりでそばにいたら学校に行くだろう」
と言う意図で考えるのではなく、

 

その子にとって何が一番大事か
そして親にとってどれが一番無理なく続けられそうか

 

という視点で考えていくことが大事なのです。

 

 

※詳しくは動画でもお話ししています

 

 

 

 

 

今日も読んでいただき、ありがとうございました。

 

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