テレビ朝日でドラマ化することが決まった「白い巨塔」。
1回目は、51年前に、テレビ朝日系で、佐藤慶さんが主演。
そして、2回目は40年前、フジテレビ系で、田宮二郎さんが演じて人気を博しました。
3回目は、15年前にフジテレビ系で、唐沢寿明さんが演じました。
これも面白かった(DVDセット買ってしまった)
そして、4回目はV6の岡田准一さんが財前五郎になります。
(実際には、この他にも映画、ドラマ化されているので4回目というのは正確な表現ではない)
これも楽しみ。
さて、「白い巨塔」は、山崎豊子さんの小説で、大学病院を舞台に医局制度などの医学界の腐敗を追及した小説。
刊行されたのは1965年、50年以上も前の話。
もちろん、ドラマ化されるにあたって、アレンジはされ続けていますが、基本的な構成は同じ。
つまり、医療業界は、50年たった今でも、出身大学だとか、医局だとか、●●教授派だとか、そういった旧態依然とした体質が色濃く残っているから、ドラマとして成立してしまうのではないのかと思います。
正直、せま~い大学病院内で、また争いが繰り広げられるドラマかと思うと、若干うんざりもします。
どうせドラマ化をするのなら、
病院間で共有できる電子カルテ化が何故進まないのか?
人工透析が医療費を圧迫し続けていることとか、
そういったところにメスを入れたドラマを作って欲しい・・・。