【3/8の巻】

 

最近、夜勤がしんどいお年頃になってきたので(笑)

 

 

 

そろそろ日勤の仕事をしようと思って、、、

 

せっかくだからレイキを活かせる仕事がいいだろうなぁ・・・

 

と思って、マッサージの講習に今月から参加している♪

 

 

たぶん、整体とか鍼灸よりも一番相性がいいと思うんよね☆

 

という訳で、今月は昼間は講習、夜は夜勤という生活を続けております。。。

 

 

・・・めっちゃ忙しい(笑)

 

 

という事で、今月はブログほとんど更新しないと思うw

 

 

ツボの位置とか筋肉の付き方が人それぞれだから、

 

全くの素人のオレには本当に訳がわからん(笑)

 

 

とりあえず今月中に合格点貰えるようにがんばろ♪

 

その前に体壊さんようにしないとなw

 

 

最後までご覧いただきありがとうございます♪

 

皆様の人生が笑顔の華で彩られますように(*^ー^)ノ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【2章5話】

 

前回のあらすじ

マーベラスに呼び止められて、やっかいになることになったヴァイト達。

妹のパッツイに癒されながらも、その生い立ちを聞いて、いたたまれなくなる。

 

暖炉の火がチロチロと燃えている。パッツイがマーベラスの膝の上で足をブラブラとさせていた。差し障りのないお互いの身の上話をした所で、パッツイが居間でマーベラスと一緒にいるのを確認したオルゲンが、ゆっくりと目を閉じて静かに口を開いた。

 

「あの手配書・・・あなた達、ですよね?」

 

 少しピリリと緊張が走る。それを見越した上でオルゲンがなおも話を続けた。

 

「あなた方をどうこうという話ではなくて、私達はあなた方を手助けしたい・・・そう思っています。」

 

「それはどういう・・・?」

 

 ヴァイトが不思議そうな顔をしてオルゲンを見た。オルゲンはヴァイトに優しく笑いかけてその想いを話し始めた。

 

「あなた方が敵ではなく仲間になれる、と思ってお話します。」

 

 そう前置きしてオルゲンはヴァイト達の方を見まわした。その視線を受けて私達も一様にコクリと頷く。

 

「私達は・・・反王国軍のレジスタンスです。」

 

「えっ?」

 

 これには思わずネルセンが反応した。王国騎士を目指すネルセンにとっては、本来ならば敵となる相手だからだ。オルゲンの告白に複雑な心境だったが、ヴァイトがネルセンの肩を軽く引いて小さく頷くのを見て、ここは抑えることにした。どこまで私達の情報を知っているのかはわからないが、オルゲンにしてみても相手を間違えれば命を失いかけない、それだけの覚悟を持っての告白のはずだからである。

 

「・・・パッツイも?」

 

 ヒューラがオルゲンの様子を窺うように尋ねた。自分の手を取り無邪気に笑いかけてきたあの子がレジスタンスだなんて、にわかには信じがたかった。というか信じたくなかった。

 

「あの子には何も伝えてません。できるなら普通の子供として育ってほしい。人並みの幸せを感じて生きて欲しい。だから、これからも伝えるつもりはありません。」

 

 マーベラスの顔をにっこりと笑って見上げているパッツイの姿に目を細めながら、オルゲンは自分に言い聞かせるようにうんうんと頷いた。パッツイに対するオルゲンの愛情が、痛いほど伝わってきた。レジスタンスの一員であるオルゲンが孤児であるパッツイを戦士としてではなく、娘として見ていることにオルゲンの人柄を感じさせた。

 

「私達にできることがあれば・・・。ね?」

 

 そう言ってマーラがみんなの顔を見回した。それぞれに頷く者、微笑を返す者、皆がマーラの意見に賛成しているのが分かった。ヴァイトがマーラの両肩を“がしっ”と掴み、優しく微笑んで頷く。

 

「とりあえずお互いの知りうる情報を交換しておきましょう。」

 

 ヒューラがオルゲンに目配せすると、オルゲンも『そうですね』と頷いてみせた。ヒューラは、近衛兵団に追われていることと、双剣の男にミンシアがさらわれたことを話した。マーラの事はこの人達には関係ないと思い話さずにいた。とても不用意に話していい話題ではないからでもあるが、変に知ってしまうとお互いの身に余計な危険が及びかねない。一通り話を聞いてオルゲンが自分の知る情報を教えてくれた

 

「近衛兵団にいる双剣の男は、最近雇われた傭兵らしい。腕を見込まれて雇われただけあって、奴には何人もの同胞が討たれました。名前がキルトということぐらいしかわかりません。奴に出会ったら迷わず逃げろと教えられています。」

 

 目立った情報はなかったが、名前が分かっただけでも良しとしよう。

 

「キルトが殺さずにさらったという事は、ミンシアという子の身はひとまず安全でしょう。自分の事を知る不要なものは、必ず息の根を止めるはずですから。」

 

 それはなんとなくわかる気がする。キルトの醸し出す不気味な雰囲気を思い出して、ぶるっと体が震えた。そのキルトから逃げきれた私たちは、彼らにとってある意味希望の光として映っているのかな? なんてことを考えていると・・・。

 

「わっ!」

 

 居間で寛いでいたパッツイが驚いて叫び声をあげた。

 

「どうした?」

 

 思わずオルゲンが立ち上がってパッツイの無事を確認する。

 

「あの袋がもぞもぞって動いたの!」

 

 あの袋・・・そうだ! 忘れていた! あまりにも目立つのでポントを背負い袋に入れて・・・。ネルセンが駆け寄り袋のひもを緩めると、待ってましたと言わんばかりにポントがぴょこんと顔を出した。

 

キュー

 

やっと外に出れた解放感からかその声も嬉しそうだ。『ごめんごめん。』とポントの頭を撫でるネルセン。ネルセンに撫でられてポントは嬉しそうに喉を鳴らしている。

 

「可愛いー!」

 

パッツイとマーベラスがポントの愛くるしさに食いついた。どうもポントは女性のきゅんポイントをくすぐるようだ。

 

「ふわっふわ。」

 

 ポントを抱いたパッツイがぎゅーっと顔を寄せて至福の表情をみせる。なんと神々しいほどに可愛らしい画なのか! と皆がほんわかと癒されている中、(くそっ!)とネルセンだけはこっそりポントに嫉妬していた。

 

(後で5回ぐらいエサをあげるふりしてやるんだ

 

 そんなことを思ってニヤニヤしながらポントとパッツイを見つめるネルセンを、『キモッ!』と思って、ヒューラがネルセンの足の甲をかかとで思い切り踏みつけた。

 

「ぎゃ!」

 

「大丈夫かお前さん?」

 

 突然叫んだかと思うとつま先を掴んで倒れたネルセンを見て気遣うオルゲン。『あ、ごっめーん、大丈夫です~』最高の愛想笑いを見せながらオルゲンの視線を遮るようにネルセンとの間に入ったヒューラが、サッと振り向きざまに、キッとネルセンを睨みつけて、またオルゲンに向かって笑いかけている。(悪魔だ! 悪魔がいる!)ネルセンは思った。

気は焦るがミンシアは無事だろうというオルゲンの言葉を信じて、明日はオルゲンたちと共に王都のレジスタンスの所へ向かおうと思っている。今宵はひとまずこの辺でお開きということになった。色々と疲れたから明日に備えてゆっくりと休もう。

 

 

 

 

最後までご覧いただきありがとうございます♪

 

皆様の人生が笑顔の華で彩られますように(*^ー^)ノ

 

 

 

 

 

 

 

【第2章4話】

 

無料小説投稿サイトに連載中

http://www.alphapolis.co.jp/content/cover/949096011/

 

前回のあらすじ

ミンシアが連れ去られたのは王国宰相の所だった。手を貸してほしいというゼメシスに無言で答えるミンシア。ゴットンの街へ入ったはいいが宿の見つからない一行。そこに声をかけてくるものが・・・。

 


突然自分たちにかけられた声に皆が振り向くと、そこにはマーベラスの姿があった。

「皆様、お困りかい?」

「君は確か・・・マーベラス。」

エリオスが記憶を確かめるようにゆっくりとマーベラスの名前を呼んだ。

「宿、ないんだろ? 今、冒険者がたくさん来ているからね。どう? うちに来る気になった?」

気さくに話しかけながら、マーベラスがその顔に満面の笑みを浮かべて、私達のことを順番に眺めてきた。この娘は本当にまっすぐな目をして相手のことを見つめてくる。きっと素直に育ってきたんだろうな。ふとブレナンの顔が頭をかすめはしたが、ここはマーベラスの申し出に素直に甘えておこうと思った。何より私達には選択肢がそれしか残されていなかった。

「すまない。そうしてもらえると助かる。」

ヴァイトがお礼を言いながら、頭を下げた。『お世話になります。』とみんなでマーベラスに感謝を告げて、さらにご機嫌になった彼女の後について、今日の宿へと行くことにした。歩くこと40分、ずいぶんと街の外れの方まで来たもんだ。『ここだよ』とマーベラスにぶっきらぼうに指し示されたのは、お世辞にも綺麗とは言い難い、少し寂れた木造の家だった。

「おかえりなさい!」

「ただいま。パッツイ。」

その寂れた家の扉が開いて、パッツイと呼ばれた小さな女の子が飛び出してきた。そしてマーベラスに向かって一直線に駆け寄ったかと思うと、その胸にわーっと飛び込んでがっしりと抱きついた。歳の頃は8歳くらいだろうか? マーベラスを見上げて、その腕の中の存在を確認すると『いらっしゃい。』と言って、こちらににっこりと可愛い笑顔を見せてペコリとお辞儀をした。その可愛らしい様子にネルセンが微笑を返す。皆の顔を一様に見回すと、マーベラスとヒューラの手を取り、『こっち』と手を引いて家の中へと連れて行ってくれた。ネルセンが心の中で『チッ。』と舌打ちをしたのはここだけの秘密である。入口でこちらを振り向いたマーベラスが『どうぞ上がって。』とみんなを促した。

「ただいまー。父さん、兄さん、連れてきたよー。」

マーベラスが良く通る声で部屋の奥へと声をかけた。

「良くおいでなさった。まあ、何もない所ですが、どうぞ腰を掛けてください。」

奥の部屋から姿を現したオルゲンがみんなの事ををねぎらってくれた。ブレナンは・・・姿が見えない。どうやらいないようだ。かなり心の準備をしてやってきたのだが、ホッとしたようなちょっと期待外れなような微妙な気持ちになった。

「ねー、ねー。みんなは冒険者さんなんでしょ?」

パッツイがつぶらな瞳をキラキラさせながらこちらを見つめている。好奇心のままに無邪気に目を輝かせているこのくらいの子供って何とも可愛いらしい。

「そうだね。パッツイは冒険者が好きなの?」

ネルセンが少女の疑問に答えながら、逆に質問を返した。パッツイはう~ん、う~んと唸って少し考えた後、『わかんない。』と言って、とびきりの笑顔を見せた。可愛い・・・癒される。ヴァイトの表情が緩み過ぎだ。ヤバいぞヴァイト、その顔は! 犯罪者一歩手前だ! ・・・きっと幼いころのマーラを思い出すのか、いつになく目元が優しい。みんなが無垢な少女の魅力にメロメロになっていると、ブレナンが食事を運んで来た。(あ、ブレナン居たんだ。)と皆が思ったが、パッツイの存在があれば、もうブレナンが居ようがどうでもよいと思える皆がいた。と思ったのもつかの間、『わぁー!』と言うブレナンの叫び声が聞こえたかと思うと、ヒューラの頭にスープがかかっていた・・・。これはマズイ、これはマズイぞ! ぷるぷるとヒューラの肩が静かに震えている。その静かさに呼応するように一瞬にしてその場の空気が凍り付いた。いや、ただ一人だけ、『あはははは、ごめんごめん』と明るく笑うブレナンを除いては・・・。

「フラッシュスパーク。」

皆が聞き取れるか取れないかくらいの小さな声でヒューラがつぶやいたと思ったら、ブレナンがビクッとしてそのままピクピクとその場に倒れこんだ。

(怖ぇー!)

誰も動けずに静寂な時間だけが刻々と過ぎて行く。オルゲンがおもむろに『これは大変申し訳ない。水浴びをして着替えでも・・・』と口火を開いた。無言のまま頷いたヒューラが奥の部屋へと消えていく・・・。その場にいる誰もが、この人だけは敵に回してはいけないと、記憶の引き出しに二度と消えないようにしっかりと刻みつけるのだった。ヒューラが水浴びして着替えている間、少しだけオルゲンと話をした。

「大丈夫か?」

そう言ってヴァイトはブレナンに目をやった。

「ああ、あの子は頑丈なだけが取り柄みたいなもんですから・・・。」

ハハハと笑いながら、オルゲンがマーラに助け起こされているブレナンを見つめている。エリオスがマーベラスとパッツイを見ながらふと湧いた疑問を口にした。

「気に触ったら申し訳ないが、母親はいないのですか?」

その質問にオルゲンの顔が曇った。これはしまったと思ったが、もう取り消せない。その空気を感じてオルゲンが『いやいや。』と手を横に振って見せたが、嫌なことを思い出させてしまったようだ。

「妻は・・・十年前に亡くしましてね。」

そう言ってオルゲンが少し寂しそうに遠くを見つめた。これは悪いことをしてしまった。エリオスが『すみません』と申し訳なさそうに身を縮ませるが、オルゲンはふと表情を緩ませて首を横に振った。

「十年前に起こった内戦の中、私達の住んでいた街も戦火に見舞われまして・・・。逃げ遅れたブレナンをかばって妻は・・・。」

オルゲンは、ブレナンを敷物の上に横たえているマーベラスとその様子を周りで覗き込んでいるパッツイを見つめながら、ふと瞼を閉じて妻の面影に想いを馳せているようだった。

「十年前というとあの子は・・・。」

そう言ってネルセンがパッツイを見た。オルゲンは愛おしそうにパッツイを見ながら語ってくれた。

「あの子とは血の繋がりがないんです。戦火を逃れて王都に行ったときに、城門のそばで泣き叫んでいるあの子を見つけて・・・。母親はすでに息をしていませんでしたが、幼いあの子にはそれが分からなかったんでしょうな。どうにも捨て置けなくて一緒に。」

「そうですか。」

ネルセンも、今は楽し気にマーベラスに話しかけているパッツイを見て少しいたたまれなくなった。そこにヒューラが着替えから戻ってきた。敷物の上で横たわっているブレナンを見てフンと鼻を鳴らして、まだ少しご立腹の様だ。少ししてブレナンが目を覚ましてから夕食となった。

 

 

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