60代、ドラゴンアイを見に行くためのトレッキングシューズ選び
人生初のトレッキングシューズを買った。
数年前に、たまたま、旅行会社のサイトで見かけて
「これは一度見てみたい!」
と思っていた「ドラゴンアイ」を見に行くために。
神秘の絶景「ドラゴンアイ」
*写真は八幡平ドラゴンアイ発信局さまからお借りしてます
中央の氷だけが白くぽつんと残ることで生まれる、
自然の“まばたき”
その一瞬が、龍の瞳のように見えるから
名付けられたのが「ドラゴンアイ」
見るにはタイミングが命!
見頃は5月下旬から6月上旬の、
ほんの短い期間だけ。
(毎年時期は微妙にずれる)
①周囲の雪が先に解け始める
↓
②中央部分の氷が残る
スニーカーで大丈夫かなぁ?なんて思っていたが
八幡平は車で頂上近くまで行けるから、
本格的な山登りじゃない。
駐車場から鏡沼まで
遊歩道を20分ほど歩くだけ。
なんだが・・・
一緒に行く友人が八幡平のビジターセンターの
サイトで情報を教えてくれた。
Q. スニーカーでも歩けるよね? A. お勧めしません。
「スニーカーでも大丈夫かなぁ」と思っていた
自分の浅はかさを思い知る(笑)
「雪を踏み抜いたり足に水がしみてくるので
100%テンションが下がります」だって。
(うまい表現だよね!)
濡れた足でずっと歩くなんて、
想像しただけで萎える。
ちゃんとした靴を買わなくちゃ。
こんな時はプロの手を借りるのが一番。
向かったのが新宿のアルペン。
平日の昼間だったから空いてて、
女性の店員さんがすごく親切に相談に乗ってくれた。
一緒にサイトを見てもらって、
「防水機能は必須です。
あと、足の安定のためにハイカットがおすすめですよ」
SALOMON にした理由
SALOMONのトレッキングシューズ。
フランス発のアウトドアスポーツブランド
はじめて知った
(普段は縁がないもんね)
少し紫がかったグレーも好み
「GORE-TEXが入ってるので防水性が高くて、
水の侵入もしにくいんです」
実際に履いてみると、
足首までしっかりホールドされて、
普段のスニーカーとは全然違う安定感。
雪道を歩くのにこれは頼もしい。
靴下とインソールも追加
「靴下も厚手のものに替えた方がいいですよ」
そう言われて、専用の厚手の靴下も購入。
確かに、普通の靴下だと
靴の中でズレちゃいそうだもんね。
ついでに外反母趾のことを相談しちゃった。
(専門家にはいろいろ伝えたくなるタイプ(笑))
で、すすめられたのは
SUPERfeetっていうインソール。
普段のスニーカーにも使える
その一言が決め手。
今回そろえたアイテム
-
トレッキングシューズ:SALOMON(GORE-TEX)
-
靴下:厚手の専用タイプ
-
インソール:SUPERfeet
家で眺めながらニヤニヤ
家に帰って、眺めてたら、
なんかワクワクしてる自分に気づいた。
この靴を履いて、友人と八幡平を歩く。
ドラゴンアイの神秘的な光景を一緒に見る。
そんな場面を想像するだけで、
もう気持ちが軽やか。
いくつになっても初めての体験って楽しい。
若い頃だったら、
きっと「面倒くさそう」って思ったかもしれない。
でも60代の今は、
はじめて体験にワクワク
靴を買うことも含めて、ね。
「せっかくだから、
ちゃんとした装備で楽しもう」って思える。
さてさて、
開眼のタイミングが合うかどうか。
「いつか行きたい」「そのうちやりたい」はたくさんある。
でも、「いつか」「そのうち」
が来ない日も、あるかもしれない。
自分で自分の背中を押せるのは
60代のいいところかもしれないな。
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