人生の楽しみ方がわからない人へ|趣味は無理に探さなくていい理由 | 50代からのちょうどいい生き方|自分色にReデザイン

50代からのちょうどいい生き方|自分色にReデザイン

20年の会社員を経て49歳でライフコーチへ。これまで頑張ってきた女性たちの心をゆるめ、オリジナル「生き方Reデザイン®ノート」で、人生後半を“自分色に輝かせる”サポートを展開中!人生の折り返しから、自分の価値観で幸せを選び取る女性を増やしたい!

人生の楽しみ方がわからない時、 

多くの人が考えるのが

 

「そうだ、趣味を見つけよう」

 

(かつてのわたしもそうだった。)

 

SNSを見れば、キャンプ、ヨガ、推し活…

 

みんな何かにハマってて、 

めっちゃ楽しそうじゃない? 

 

で、自分はというと… 

 

何もしてないような気がして、

「このままでいいのかなぁ」って、 

ちょっとモヤモヤ。

 

 (こういう話、よく伺います)

 

わたしも40代後半の頃、 

「夢中になれる趣味、探さなきゃ!」

 って焦ってたなぁ。 

 

不妊治療を5年続けて、45歳で断念した後。

 

心にぽっかり空いた穴を埋めたくて、

 「何か意味のあることをしなきゃ」って。

 

でもね、あの頃は、

若い頃から大好きだった映画すら

楽しめなくなってた。 

 

おもしろいはずなのに

心がここにない感じ。

 

今思えば、

「趣味を探す」前に、 

まず「楽しむ力」を取り戻す必要があったのよね。

 

見つけたいと思ってるのに、

探すほど、何がいいのか よくわからなくなって、

 

それでも行動してるかといえば、 そうでもない。

 

なんとなくモヤモヤしてるまま、 

時間だけが過ぎていく。

 

 

 「趣味が見つからない」のには2パターンある

 

この“趣味が見つからない”モヤモヤって、

大きく分けると2つのパターンがある気がします。

 

ひとつは、

いろいろ試してみてはいるけど、

これといって夢中になれるものが見つからず、

「趣味って呼べるのかな」という【パターン1】


もうひとつは、

「ちょっと気になる」があっても、

「でもなぁ」とすぐに打ち消してしまう【パターン2】

 

 

 【パターン1】ちょこちょこ楽しんでるのに、満たされない

 

「何もしていないわけじゃない。

 

ちょこちょこ、いろいろ試してる」

 

YouTubeで新しいチャンネル見てみたり。


散歩に行って空を見上げてみたり。
 

なんとなく手芸のキットを買ってみたり。

 

でも、それが「趣味」と呼べるのかどうか、

よくわからない。
 

夢中になれてる実感がない。

 

そしてまた、うっすらと自信がなくなる。

 

「こんなんじゃ、ダメなんじゃないか」って。

 

いやいや、

このパターンの方は、

幅ひろに楽しんでいるよね~。

 

実はこれ、

私が「川下り型の楽しみ方」って呼んでるスタイル。

 

これっ!というものに絞らずに、

その時々の心地よさに従って 流れに身を任せる。

 

脳科学の研究によると、
“楽しい!”という快感を生むドーパミンって、

「何かを期待しているとき」に最も多く分泌されるそう。

 

つまり、
「これ、面白そう」

「やってみたいかも」って
感じてるときこそ、実は脳がいちばん喜んでる。

 

飽きたっていい。
やってみて「違うな」と思ったって、それでいい。

 

それは、ちゃんと“楽しんでる”ということ。

 

「続けなきゃ」「極めなきゃ」じゃなく、
「かじってみる」「また思い出した頃に戻ってくる」
くらいの距離感でも、ぜんぜんかまわない。

 

 

 【パターン2】興味が湧いたのに、すぐ打ち消しちゃう

 

ほんとは「ちょっとやってみたい」って

思ってるのに、
 

  • 続かなかったら…
  • お金かかるし…
  • 時間ないし…
  • これって、趣味って呼べるのかな…

…って、始める前からやめてしまう。

 

それは、“べき思考”がじゃましてる。

  • せっかくなら長く続けなきゃ
  • 費用対効果を考えなきゃ
  • 周りに言えるくらいじゃなきゃ

そういう“ちゃんとした趣味”像に、
自分を無意識に合わせようとして、
小さな好奇心の芽をつぶしてしまう。

 

でもね、

その「ちょっと気になる」を打ち消さずに、
まずは感じたまま置いておくだけでもいい。

 

ひょんなことから、

お誘いや情報が入ってくる場合も。

 

やってみたら合わなかったっていうのも、

OKだよね。

 

それは“違った”ってことなだけ。

 

 

 

 趣味がなくても、“楽しめてる時間”があれば、それでいい

 

最後に、これがいちばん伝えたいこと!

 

たとえ「これが私の趣味です!」って

胸を張れるものがなくても、


*ていうか、胸張んなくていい~。

それぞれがそれぞれの楽しみ方をすればいいんだもの

  • 友達とおしゃべりして腹かかえて笑った日
  • 好きなカフェでひとりぼーっとした午後
  • スーパーで新作アイスを見つけた時のワクワク

そういう時間が、ちゃんと“楽しい”なら。
それで十分なんじゃないかな。

 

そもそも、

「趣味」って名乗るために楽しむわけじゃない。

 

「わたしがちょっとご機嫌でいられる時間がある」

 

それが本質的な目的じゃないかな。

 

コーヒーを味わう5分でも、 

新作アイスにワクワクする瞬間でも、 

それが自分の内側を満たしてくれるなら、 

立派な「楽しみ」。

 

そして不思議なことに、 

内側が満たされると、 

自然と好奇心が湧いてくる。

 

私も、心に余裕ができて

自分でもおかしいんじゃないの?

と思うほど、映画に情熱を感じてます(笑)

 

だから、まずは 「趣味を探す」じゃなくて 

「心地いい時間を増やす」から始めてみて。

 

それが、きっと、

本当の楽しみに出会う近道だから。

 

【関連記事】

【50代】夢中になれるものが見つからないのは「探し方」のせいかもしれません

 

📘 生き方Reデザインノート★自分探求編

自分の「ちょっと好き」や「気になる」を、
見過ごさずに育てていきたいな…と思ったら。

 

まずは、自分の“好き”や“わくわく”の種を掘り起こす時間を持ってみませんか?

🔍 自分の軸が定まればもう迷わない!

生き方Reデザイン講座・自分探求編

講座の詳細を見る

📗  自分に合った楽しみ方を知るために