今日は、
ある大好きなクライアント様から聴かせていただいた話を
最初にご紹介させてください。
(ご紹介のご了解をいただいています)
伺った時に、おばあちゃま、
そして、そのお話をしてくれたクライアント様、
両方の優しさに胸がキュンとしたお話です。
お正月にご主人のご実家に帰省した時の
ご主人のおばあちゃまのお話。
働き者で家族のために体を動かすのが
大好きなおばあちゃま。
今は痴呆が進んで、
お孫さんのお顔もわからないし、
お洗濯物を畳むのも、
かつてのようにはいかない。
ご主人と一緒に帰省した際に、
洗い物をしていたら、
そのおばあちゃまが、
後ろからエプロンをつけてくれた。
その行為は、ずっと前に、
初めてご主人の実家に行った時にしてくれたのと同じ行為。
おばあちゃんの根っこにある優しさは変わっていない、と思った
というお話でした。
************************
人は誰でも、年を取り、
衰えていきます。
そのおばあちゃまも、かつては、
花も恥じらう乙女の頃があって、
縁があっておじいちゃまと知り合って、
子供を産んで、孫が生まれて。
その孫は成長して、
郷里を離れ、お嫁さんを連れてくる。
働き者だったおばあちゃまは、
きっと、家族が集まるお正月は、
一家の主婦として、
手腕をふるっていたのではないでしょうか
でも、自然の摂理として
年を取り、その役割りが、
次世代に交代されていく
************************
私が、かつて、
子供のいない人生を辛く思った理由の一つは、
親から命をもらって生まれてきたのに、次に繋げない
生物として、
私の人生は不完全なのではないだろうか?
という思いでした。
でもね、年齢を重ねた事もあるのでしょうか・・・
数年前から、
これまでとは違う感じ方をしています。
私がしているコーチという仕事は、
一言で言うと、
「人生へのしあわせな視点」を増やす仕事です。
関わるお客様の中には、
お子さんのいらっしゃる方も
いらっしゃらない方もいます。
男性も女性もいらっしゃいます。
テーマもいろいろ。
私が、コーチングを通して、
どなたかのお役に立つ機会があれば、
誰かのhappyが少し増える
happyな人が増えていけば、
子供がしあわせになれる社会ができていく
子供を産もうと思う人もきっと増えていく。
私の生まれてきた意味はある。
私の命は、
次世代に受け継がれていくよね
そんな思いです。
************************
私達の誰もが、
しあわせな気持ちで生きる事で、
次世代のために自分の命を生かす事ができる
そう私は思っています。
私の場合は、
たまたま仕事を通じてですが、
端的に言えば、
しあわせな大人が一人増える事で、
直接的にも間接的にも、
しあわせな子供が育つ事につながる
と思います。
直接、産まなくても、
直接、育てなくても。
群れで子供を育てる動物のイメージ
職場、地域、日本、地球
群れを大きくイメージしてみたら・・・
今日の記事を読んでくださる方の中にも、
かつての私と同じような気持ちをお持ちの方も
いらっしゃると思います。
今すぐ思えないとしても、
こんな視点もあるんだなあ
そんな風に受けとめていただけたら嬉しいです。
☆募集中の個人セッション・ワークショップ・メルマガのご案内


募集中のワークショップ
1.オトナのサークル+お茶会☆学ぶ・つながる・ワクワク『ドリパレ』


2.夢・目標を見つけたい人・叶えたい人のための『ドリパレ☆手帳部』

こちらにいただいたメッセージは一つ一つ大切に読ませていただいています。
記事について、コメントや感想など、聞かせていただけると励みになります。
お問合せ等もお気軽にお寄せくださいね
happiness-coaching@ab.auone-net.jp