「子どもを持たない人生を自ら選択した」
それに対して「一片の後悔もない」と語り、
話題になっていますね。
私も、記事を読ませていただきました。
トレンディドラマの女王と呼ばれた
彼女とは、同い年なんですよね。
と言っても、私は
当時、彼女のドラマを見た事がないです。
彼女がブレイクしていた頃には
私は仕事で目一杯で、
テレビを観る、時間の余裕も
心の余裕も無かった頃でした。
何度か書いていますが、
今、私に子供がいないのは、
山口さんのように
１．子供を持たない人生を自ら選択した
わけでもなく、
２．ずっと欲しいと思っていて、
それが叶わなかった
でもなく、
３．「そのうち産もう（産まなきゃが強かったかも）」
と思いながら、
仕事中心でタイミングを逸し、
ラストチャンスと思って、
40歳から不妊治療を始めたけど
授からなかった
これが私の場合です。
40歳後半、
何にも頑張っていない自分が、
子育てを頑張っている友人と比べて
すごく薄っぺらく感じられました。
父の闘病中、
毎日、孫を見せられなかった自分を
責めていました。
その後、
何が私の生きがいなんだろう？
何もない
って思い始めて
若い頃に、
子供を産もうとしなかった自分を、
後悔しました。
そんな現状を変えたくて、
コーチングと出会い、
結果、思考の習慣が変って、
ライフワークと出会って・・・。
今の私がいます。
あらゆる過去をひっくるめて
すべての体験・感情が、
自分にとって必要だった
今、心から思っています。
カウンセリングやコーチングのクライアント様も
上に書いた１、２，３、
どの経緯の方もいらっしゃいます。
経緯はどうであれ、
かつての私のように
過去の選択を後悔されている方が多いです。
一片の後悔もないと語る山口さんを
「潔い」「かっこいい」と称賛する声も
ネット上でたくさん聞かれます。
うん、ホントそう思います！
そして、後悔だらけ、
過去の自分を悔いている
これも、ものすごく自然な感情だし
とっても人間らしいと思っています。
かつての自分も含めて、
１ミリもカッコ悪いと思いません。
そして、私は
「後悔がない」と語る山口さんからも
「後悔している、子供がいればよかった」
と話されるクライアント様からも、
「自分の人生を大切に思っている」
という同じメッセージを感じます。
なぜ、過去を悔んでいるかというと、
こんなはずじゃなかった
自分はもっとしあわせになれるはず
という気持ちがあるから。
一見、正反対の発言のようですが、
両者の根っこにあるモノは同じ
それは、これからの人生を
もっともっと良くしていきたい
という強い願いを感じるのです。
今が後悔で一杯の方も、
「子どもさえいれば、もっとしあわせだったのに・・・」
という視点を
「子供のいない人生を、どうしあわせにしていくか・・・」
過去に向かっている視点を
今と将来に向けられるようになってきた時
別の景色が見えてきます。
後悔した強さの分、
自分らしい人生を生きようという
決意の強さに変わります。
私自身がそうです。
女の人生にとって、
子供を産むか、産まないかは
大きな選択であり、
違いがあります。
これは確かな事。
でも、それは、
幸せと不幸せの分かれ道では
決してありません。
過去の選択を、
後から、「良し」とできることもあれば、
出来ない事もある。
それが人間です。
どちらが、
カッコイイとか悪いとか
素敵とかそうじゃないとか
そういう話では全然無くて、
大切なのは
「どう生きていきたいか」だけ
そこに目を向け始めた時、
新しい人生のステージが待っています。
【お知らせ】電話セッションの電話料金のご負担について
従来、クライアント様にご負担いただいておりましたが、こちらで負担させていただきます。
メルマガのご案内
募集中のセミナー・サービスのご案内
募集中のワークショップ
3こちらにいただいたメッセージは一つ一つ大切に読ませていただいています。
記事について、コメントや感想など、聞かせていただけると励みになります。
お問合せ等もお気軽にお寄せくださいね
happiness-coaching@ab.auone-net.jp